手仕事フォーラムblog

手仕事フォーラムのメンバーが、日々発見した事や物をお届けします
美しい染織品に囲まれた、学習会〈染め・織り〉

11月30日(土)、手仕事フォーラム恒例の学習会「昔の物 今の物」、第6回〈染め・織り〉に参加しました。焼きもののテーマが続いたので、楽しみにしていた染織品の回。さすがに目利きの横山さんのコレクションだけあって、品揃えがすごい。しかも、元東京造形大教授で、染色家の大橋先生によるレクチャー付きという充実の1時間半でした。これこそ、手仕事フォーラムの学習会ならでは!

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紹介された染織品は、独特の文様が際立つアイヌの祭事用衣装から、麻などの自然布、沖縄の芭蕉布や紅型、りんず地に金糸などによる手刺繍が見事な江戸時代の布(衣装裂=きれ?)、そして「片野絞り」で知られる片野元彦さんの娘、かおりさんの力強い絞り作品まで、目の前に広がる多彩な素材と確かな技の結晶の数々。日本の染め・織りの豊かさ、奥深さをひしひしと感じました。

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現代ではもう作れないほど手間暇かけた、過去の染織品には、その当時の人々の暮らしぶりや衣類などに対する気持ちがうかがえるほど、いろいろなものがあふれている……そして、伝統技術を受け継いた手仕事による、現代の暮らしを彩る布たちも、実に美しく、これを無くしてはならない、という思いが募ります。

 

 

こうした貴重な染織品を愛でる、幸せな時間……次の機会を期待します!

| 石原恵子 | 報告 | 21:45 | - | - |
『SILTA』40号、まもなく!!

『SILTA』40号をお届けします。
今号は、鹿児島・沈壽官窯と手仕事フォーラムが取り組んできたプロジェクトの成果を誌上で発表しようと企画しました。
「ふだん使いの“薩摩の白もん”」と名付けられたプロジェクトから生まれた新製品のご紹介です。
製品の進行状況と発表のタイミングを見計っていたため、編集、発送が遅くなりました。申し訳ありません。

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まもなく「手仕事カレンダー2020」と共にお手元に届きます。
どうぞお楽しみにお待ちください。

 

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| 管理人 | お知らせ | 20:09 | - | - |
学習会「昔の物 今の物 染め織り編」

11月30日、尾山台『手しごと』にて学習会が開催されました。

テーマは「昔の物 今の物」染織編。

手仕事フォーラムHPで同タイトルにて連載いただく横山さんのご好意で貴重なコレクション資料を間近に見せていただき、

よいものに触れてよいものとは何かを教わり考える、

手仕事フォーラム会員なら誰でも参加でき、また大いに参加いただきたい会です。

 

 

今回はこの日から『手しごと』にて始まった「倉敷の手仕事展」に駆けつけてくださった

倉敷緞通の瀧山雄一さんと、フォーラムの「大橋先生」も加わっての活気ある充実した会となりました。

写真は木綿の布団かわ。精緻な絣で表されるのは松竹梅に鶴亀とこの上なくめでたい模様。

 

片野絞りの話にはとりわけ熱がこもる大橋先生

 

染めるものも結局は素材だ、というお話。

こちらの布もそっと触れたくなる、いい味わいを持つ手紡ぎ手織りの木綿布でした。

| 指出有子 | 報告 | 20:05 | - | - |
外村ひろさんのお宅で

先日、ノッティングを製作されている外村ひろさんのお宅ににお邪魔しました。

 

11/30から尾山台・手しごとではじまる、「倉敷の手仕事展」で紹介する

ノッティングの受け取りと取材のためです。

手しごとのブログに掲載されていますのでぜひご覧ください。

http://oyamadai-teshigoto.com/archives/9132

 

たまたま私の自宅と近所ということもあり、

作っていただいた物を受け取りに度々お邪魔するのですが、

ひろさんが大切に使われている物を見せていただくのも楽しみの一つです。

義父にあたる外村吉之介さんから贈られたものという、

良く使い込まれたアイヌの盆で、お茶を出してくださいました。

| 管理人 | いろいろ | 06:52 | - | - |
愛媛民藝館の冬支度

愛媛民藝館でいただくお茶は焙烙を使って煎りなおした香ばしく美味しいお茶です。

出西窯や瀬戸焼など使い込んだ様々なお湯呑で出してくださり、選ぶのも楽しい。

ワレモコウの飾り方も素敵で参考になります。

茶托も良いですね。

| 管理人 | つかう | 22:32 | - | - |
本日から!富山・八尾「日本の手仕事展」

本日から、富山・八尾の桂樹舎にて「日本の手仕事展」がはじまります!

 

普段は公開されていない民族工芸館に、

やちむん、小鹿田焼をはじめとした各地の陶磁器、

カゴやざる、ガラス、木工品、染織など、たくさん並びました。

特に今回はカゴとざるが充実しています。

やちむんもたくさん。

色々とご覧いただける機会ですので、ぜひいらして下さい。

 

「くらしの工芸・日本の手仕事展」

2019/11/22(金)〜11/25(月)

10:00〜17:00(最終日16:00まで)

桂樹舎・民族工芸館

富山市八尾町鏡町668-04

Tel. 076-455-1184

 

| 久野民樹 | お知らせ | 08:37 | - | - |
沈壽官窯の器を使って撮影

来年リリースに向けて沈壽官窯とのプロジェクトが進んでいます。

今回は、「SILTA」次号に掲載するため、実際に器を使った写真を撮影。

試作段階のものをつかって、撮影しました。

「手しごと」のある尾山台のビストロ、「レ・シュヴルイユ」さんに

ご協力いただきました。

 

料理をのせる前の器たち。

料理をのせて。

期待通り。白薩摩の柔らかな白い肌合いが料理をよく引き立てます。

今回は洋食器を使いましたが、使い勝手が良いのがよくわかります。

江戸時代、白薩摩は殿様が用いる器として、

庶民の生活とは切り離された存在でした。

その風格と白薩摩の持つ良さ、美しさを引き継いだ、

現代の私たちの生活に馴染むうつわになりました。

 

季節や器をもとに、メニューを考案してくださった料理も、

もちろん素晴らしかった。

(あとで美味しくいただきました)

 

ビストロ レ・シュヴルイユ

〒158-0082 東京都世田谷区等々力4-1-9 宮坂ビル101

Tel: (03) 6432-1816

ランチ(金・土・日・祝) 11:30-14:00

ディナー 18:00-23:00 

定休日 毎週火曜日・月曜日不定休

https://leschevreuils.jimdo.com/

| 久野民樹 | いろいろ | 02:30 | - | - |
一戸・スズ竹細工の現状

岩手県の一戸近辺で作られているスズ竹細工ですが、

ここ最近、竹が一斉に枯れるという現象が起きているそうです。

 

今まで採っていた場所の竹が軒並み枯れており、材料の確保に苦労しているとのこと。

今回お話を伺った作り手さんは、自ら山深くまで入って竹を探し当ててくるそうです。

山に入る人が減っており、これから益々厳しくなるだろうとのこと。

100年以上の周期で、このような竹枯れの時期があると伝えられています。

一説には再生するまで20年以上とも。

ベテランの作り手さんも初めての経験なので、本当のところは誰も知らないとか。

 

この地域以外にも竹枯れの話が耳に届いており、

近年の気候変動の影響なのかもしれません。

再生までに本当に20年かかるとすれば、ただでさえ高齢化で継続が危惧される

この地域の竹細工自体が失われる可能性もあります。

今後の展開が気になっており、科学的な見解を求めているところです。

| 久野民樹 | 報告 | 17:43 | - | - |
上平さんのお話し会
岩手・岩井澤家ギャラリーで始まった「日本の手仕事 暮らしの良品展」へ行ってきました。この日は一戸の真竹職人の上平さんご兄弟の実演とお話し会がありました。

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お話し会では上平さんが作られる横駄カゴ、カイバカゴ、背負いカゴ、栗取りカゴを実際に見ながら、素材や用途についてや、すず竹の仕事が根付く鳥越地域で、先代のお父様がこの真竹の仕事をはじめる流れや、戦後から平成にかけての需要の移り変わりなどお話しくださいました。
手仕事フォーラムの久野民樹さんが質問形式にしてくださり、九州などの他の地方の竹細工との特長の違いなどの説明もあり、上平さんの仕事を初めて見る方にもわかりやすく聞くことが出来ました。

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使う用途に耐えられるようしっかりと作られ、また材料を無駄にしないよう竹の皮と身を使い分けて組まれているコントラストも力強く美しい上平さんの真竹のカゴ。

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11月4日まで会場でこの製品を実際に手に取ってご覧いただくことが出来ます。是非ご来場ください。
| 山崎綾 | お知らせ | 10:24 | - | - |
竹細工製作実演とお話の会

岩手・一戸の竹細工職人、上平さん兄弟を

現在開催中の「日本の手仕事・暮らしの良品展」にお招きし、

製作実演とお話の会を開催しました。

実演を見るため、早くも午前中からお客様が。

編み上げたあと、難しい仕上げの作業も見せてくださいました。

 

普段なかなか見ることができない竹細工の製作風景に、

多くの方が見入っていらっしゃいました。

また、秋田のアケビ蔓細工職人・中川原信一さんも駆けつけてくださり、

上平さんの作業を熱心に観察している姿が印象的でした。

 

お話の会も、上平さんの仕事の背景、成り立ちから現状まで語ってくださり、

貴重な機会となりました。参加して下さった皆さん、ありがとうございました!

| 久野民樹 | 報告 | 23:22 | - | - |
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