手仕事フォーラムblog

手仕事フォーラムのメンバーが、日々発見した事や物をお届けします
沈壽官窯の器を使って撮影

来年リリースに向けて沈壽官窯とのプロジェクトが進んでいます。

今回は、「SILTA」次号に掲載するため、実際に器を使った写真を撮影。

試作段階のものをつかって、撮影しました。

「手しごと」のある尾山台のビストロ、「レ・シュヴルイユ」さんに

ご協力いただきました。

 

料理をのせる前の器たち。

料理をのせて。

期待通り。白薩摩の柔らかな白い肌合いが料理をよく引き立てます。

今回は洋食器を使いましたが、使い勝手が良いのがよくわかります。

江戸時代、白薩摩は殿様が用いる器として、

庶民の生活とは切り離された存在でした。

その風格と白薩摩の持つ良さ、美しさを引き継いだ、

現代の私たちの生活に馴染むうつわになりました。

 

季節や器をもとに、メニューを考案してくださった料理も、

もちろん素晴らしかった。

(あとで美味しくいただきました)

 

ビストロ レ・シュヴルイユ

〒158-0082 東京都世田谷区等々力4-1-9 宮坂ビル101

Tel: (03) 6432-1816

ランチ(金・土・日・祝) 11:30-14:00

ディナー 18:00-23:00 

定休日 毎週火曜日・月曜日不定休

https://leschevreuils.jimdo.com/

| 久野民樹 | いろいろ | 02:30 | - | - |
一戸・スズ竹細工の現状

岩手県の一戸近辺で作られているスズ竹細工ですが、

ここ最近、竹が一斉に枯れるという現象が起きているそうです。

 

今まで採っていた場所の竹が軒並み枯れており、材料の確保に苦労しているとのこと。

今回お話を伺った作り手さんは、自ら山深くまで入って竹を探し当ててくるそうです。

山に入る人が減っており、これから益々厳しくなるだろうとのこと。

100年以上の周期で、このような竹枯れの時期があると伝えられています。

一説には再生するまで20年以上とも。

ベテランの作り手さんも初めての経験なので、本当のところは誰も知らないとか。

 

この地域以外にも竹枯れの話が耳に届いており、

近年の気候変動の影響なのかもしれません。

再生までに本当に20年かかるとすれば、ただでさえ高齢化で継続が危惧される

この地域の竹細工自体が失われる可能性もあります。

今後の展開が気になっており、科学的な見解を求めているところです。

| 久野民樹 | 報告 | 17:43 | - | - |
上平さんのお話し会
岩手・岩井澤家ギャラリーで始まった「日本の手仕事 暮らしの良品展」へ行ってきました。この日は一戸の真竹職人の上平さんご兄弟の実演とお話し会がありました。

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お話し会では上平さんが作られる横駄カゴ、カイバカゴ、背負いカゴ、栗取りカゴを実際に見ながら、素材や用途についてや、すず竹の仕事が根付く鳥越地域で、先代のお父様がこの真竹の仕事をはじめる流れや、戦後から平成にかけての需要の移り変わりなどお話しくださいました。
手仕事フォーラムの久野民樹さんが質問形式にしてくださり、九州などの他の地方の竹細工との特長の違いなどの説明もあり、上平さんの仕事を初めて見る方にもわかりやすく聞くことが出来ました。

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使う用途に耐えられるようしっかりと作られ、また材料を無駄にしないよう竹の皮と身を使い分けて組まれているコントラストも力強く美しい上平さんの真竹のカゴ。

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11月4日まで会場でこの製品を実際に手に取ってご覧いただくことが出来ます。是非ご来場ください。
| 山崎綾 | お知らせ | 10:24 | - | - |
竹細工製作実演とお話の会

岩手・一戸の竹細工職人、上平さん兄弟を

現在開催中の「日本の手仕事・暮らしの良品展」にお招きし、

製作実演とお話の会を開催しました。

実演を見るため、早くも午前中からお客様が。

編み上げたあと、難しい仕上げの作業も見せてくださいました。

 

普段なかなか見ることができない竹細工の製作風景に、

多くの方が見入っていらっしゃいました。

また、秋田のアケビ蔓細工職人・中川原信一さんも駆けつけてくださり、

上平さんの作業を熱心に観察している姿が印象的でした。

 

お話の会も、上平さんの仕事の背景、成り立ちから現状まで語ってくださり、

貴重な機会となりました。参加して下さった皆さん、ありがとうございました!

| 久野民樹 | 報告 | 23:22 | - | - |
本日から!岩井沢家「日本の手仕事・暮らしの良品展」

秋深まる岩手県滝沢にやってきました。

今年も、現地のフォーラム会員である岩井沢さんの曲り家をお借りして、

「日本の手仕事・暮らしの良品展」が今日から始まります。

 

蟻川工房の蟻川さん、伊藤さん、小田中さん父娘の皆さんと

一緒にいつものように展示しました。

ホームスパンや小田中さんの染物も多数並び、賑やかな展示になりました。

 

11/4までです。

11/2は、一戸の竹細工職人・上平さん兄弟による実演とお話もあります。

ぜひご来場ください。

| 久野民樹 | お知らせ | 12:48 | - | - |
富山スタディーツアーのこと 6
富山スタディーツアーの2日目、越中八尾和紙の桂樹舎へ伺いました。
普段は非公開の民族工芸館で、創業者である吉田桂介さんの収集品を見ながらの勉強会です。
解説してくださるのは、桂樹舎の吉田泰樹さん、工芸まことの松村真さん、手仕事フォーラムメンバーの吉田芳人さんです。
なんとも贅沢な時間でした。
ありがとうございました。

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| 管理人 | 報告 | 09:04 | - | - |
岩手滝沢・岩井沢邸ギャラリー「日本の手仕事展」

岩手県滝沢市の岩井沢邸ギャラリーで、

恒例の「日本の手仕事・暮らしの良品展」が始まります。

 

11/1〜4の4日間で、各地の陶磁器をはじめとした手仕事の他、

地元・蟻川工房のホームスパン、小田中耕一さんの染物などが並びます。

 

11/2(土)には、岩手県一戸の竹細工職人・上平さん兄弟による

竹細工の製作実演、お話の会を催します。

ぜひ足をお運びください。

DMは小田中さんによる型染めです。

 

<日本の手仕事・暮らしの良品展>

日程:11/1〜4 10:00〜16:00

会場:岩井沢邸ギャラリー

(岩手県滝沢市葉の木沢山355−2)

 

上平さん兄弟による竹細工実演:

11/2(土) 10:00〜16:00

(お話の会:13:00〜14:30)

| 久野民樹 | お知らせ | 12:56 | - | - |
芹沢げ霤犬砲峠」⇒朮陲管弸覆魄呂鵑

富山スタディツアーでは、芹沢作品の国内屈指のコレクターである

郡上紬織元・宗廣陽介氏(写真奥の右から3番目)に解説をいただきながら

宗廣コレクションの芹沢げ霤犬鮓るという、滅多とない機会に恵まれました。

 

ツアーの最初の訪問先である南砺市立福光美術館へ雨の中到着すると、

ロビーで素晴らしい着物をお召しのご婦人に目が吸い寄せられ・・・

なんと宗廣陽介氏の奥様ではありませんか!(写真手前のいちばん左)

宗廣氏に久野代表が事前に訪問の旨をご連絡していたため、ご夫妻で岐阜からお越しくださったのです。

本当に驚きましたし、感激でした。

 

宗廣氏、最後に一通り鑑賞を終えた私たちを集め、手にしたビニール袋からガラス絵を取り出して(!)

「これは偽物。いい?偽物を買わないためには・・・」

「某デパートで買ったものが偽物だった」などなど役立つ?お話をしてくださったりと、

とても気さくで飄々とした方なのですが、やはりスケールが違いました。

 

さて。宗廣氏はもちろんですが、この写真に写る女性は私を除く全ての方が、染織と共に生きる方々です。
偶然、たまたまなのですが、これもまたご縁でしょうか。
かつて宗廣陽介氏のお父様である宗廣力三氏(郡上紬・人間国宝)に師事された、
日本工芸会正会員の染織家・山下郁子さん(写真奥いちばん左の方)。
そして、今回のスタディツアー参加者のうち5名が、
倉敷本染手織研究所の石上梨影子さん率いる卒業生の皆様でした。
(かく言う私もお遊びレベルですが、大井川葛布直伝の葛の糸作りと、和綿の糸作りの修行中)
****************************************
さてさて!会期もいよいよ残りわずか。
芹沢のこれまた素晴らしいガラス絵がたくさん見られます。型染めと違い全てが一点もの、貴重な機会です。
そして、型染めの作品群はほとんどがそのまま間近に見られるので、
ガラス越しに見るのとまた印象が違う気がしました。これも貴重な機会です。
そろそろ秋の盛りであろう森の中の南砺市立福光美術館へGO!!

「〜色ソメツ 心ソメツ〜 美に愛された染色家 芹沢げ霤検―」▲灰譽ション」

◆会期 令和元年10月5日(土)〜11月4日(月・振)
火曜休館(但し22日(祝)は開館、翌23日(水)休館)

◆観覧料  一般800円 高校生・大学生500円 中学生以下無料
(常設展観覧料を含む)

https://nanto-museum.com/category/exhibition/in-session/

| 指出有子 | 報告 | 09:04 | - | - |
富山スタディーツアーのこと 5
富山スタディーツアーの初日、わたなべ木工芸へ伺いました。
庄川挽物木地といわれる木地屋さんです。
挽物とは、ろくろで回転させた木材の表面を刃物で削り、椀、盆など円形のものに加工する技術です。
実際に見せていただきました。
渡辺さん、ありがとうございました。

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| 坂本光司 | 報告 | 09:03 | - | - |
秋と言えば・・・中略・・・丹波立杭焼

いつの間にか秋になり、涼しくなってきたので、焼菓子を作ろうという気になってきました。

個人的にも、長らく準備をしてきた仕事がやっと一段落し、お休みの日の朝の心の余裕が違います。

というわけで、オーブントースターで簡単にできるスコーンを焼いて、クロテッドクリームを添えます。

さらに秋と言えば、栗。母が作ってくれた栗の渋皮煮も一緒に。

栗と言えば、私の住む関西では、丹波地域の栗が有名です。

丹波地域と言えば、丹波立杭焼。

このブログや、シルタにも何度も登場している、俊彦窯・清水俊彦さんのうつわに盛ります。

丹波立杭焼は、六古窯の1つで、焼きもの里としての歴史は古く、言わば「老舗」なわけですが、清水さんのつくるうつわはこういう洋菓子などにもよく合います。

たっぷりのミルクティーも、同じく俊彦窯のマグカップで。

少しのことで、ずいぶん豊かな気分の朝食ができました。

 

日本全国で台風や大雨による災害が続いており、何もなく日常の生活を送れることに感謝をしつつ、各地の復興の少しでも早からんことを祈ります。

| 瀬部和美 | つかう | 11:51 | - | - |
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