手仕事フォーラムblog

手仕事フォーラムのメンバーが、日々発見した事や物をお届けします
秋田・男鹿で手仕事の展示を催しました

過日、尾山台「手しごと」は、秋田県男鹿市での展示販売会に参加させていただきました。

築67年の立派な農家を改装して、カフェと民宿を営む「ににぎ」さんのお座敷に、
秋田の星耕硝子さんと一緒に、各地の焼き物、編組品、染織品、木工品などを展示させていただきました。

柱、梁、床板、天井板、建具など、良質な木材がまるで寺社建築のように豊富に使われており、気持ちの安らぐ空間です。

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手仕事のものがよく似合います。

はじめての場所でしたが、星耕硝子さん、ににぎさんのご尽力によりたくさんの方においでいただき、
大変ありがたく、勉強になった2日間でした。

各地に手仕事を求めている方達がいると実感し、橋渡しの役割は大きいと心を新たにしました。



さて、男鹿といえば、なまはげです。

ににぎさんが在るのは、秋田県男鹿市北浦真山字塞ノ神下14番。

大晦日の真山集落のなまはげが再現される「男鹿真山伝承館」や「なまはげ館」から程近い場所にあり、
こちらは、真山神社とのゆかりも深く、大晦日にはもちろんなまはげがやってくるそうです。

(余談ですが、伝承館は観光なまはげと侮るなかれです。
神社ふもとにある茅葺きの古民家で繰り広げられる再現は臨場感があり、大人は、恐ろしくも楽しい体験ができます。
お子さんにはただただ悲劇ですのでご注意下さい。)

そして、「塞の神」。
村などの境界や峠にあって、わるいものが入ってこないように防ぐ神、道祖神ともいいます。
その地名からも想像できるように、古くからの信仰や伝承がいまも感じられる興味深い場所でした。

ににぎさんのホームページに詳しい由緒が載っていますので、ぜひご一読下さい。
http://ninigi-cafe.com/history/


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男鹿半島の景色と温泉もすばらしかったです。

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ににぎさん、星耕硝子さん、どうもありがとうございました!

| 山藤香織 | 報告 | 09:47 | - | - |
行って見て思い出すことなど

やちむんの大鉢と神楽の窯の碗が並べて置いてあった時に写真を撮っていました。

半年くらい前でしょうか。

最初は気づきませんでしたが、

しばらくして久野恵一さんが『日本の手仕事をつなぐ旅』に書いていたことを思い出しました。

沖縄の呉須唐草模様を自分の窯の製品に展開した話です。

物の並べ方は、魅力を伝える上で大切ですね。

また行こうと足が向きます。

| 中村裕史 | いろいろ | 18:48 | - | - |
そろっている時には全部試す

小鹿田のカップ&ソーサーが5脚揃っていた時の写真。

数物作りでここまでの精度で仕上げる技術はさすがです。

 

それでも本体に付けるハンドルの位置が数ミリ違うだけでも

人それぞれに使い心地は大きく変わるものでしょう。

なかなか揃った状態で遭遇することも珍しいので一つ一つ手にします。

自分の指の長さ太さにあったハンドルの大きさ、

そして、人差し指を通して持ち上げようとするときに

小指が皿に当たるか否かは手の甲の広さにもよるでしょう。

安価な大量生品はそれはそれで良いですが、

自分の体にフィットしたストレスの無い物に出会ったときの、

おお!!これだ!!は、

やっぱり生身の人間が作った物ならではの出会いです。

| 中村裕史 | みる | 18:23 | - | - |
進化するかたち

 

7〜8年前から使っている、沖縄・北窯の松田共司さんのコーヒーカップ。よいかたちをしています。

 

先日、購入したもの。いっそう洗練されています(そもそも別の規格のものだったら、ごめんなさい)。

 

 

  

 

ソーサーとのバランスはどうでしょうか。

 

 

北窯のカップにはコーヒーがよく合います。

| 大部優美 | つかう | 15:11 | - | - |
森山窯へ

先日の鳥取行きの後は、短い時間でしたが島根へ。

湯泉津の森山さんの工房にお邪魔してきました。

奥様手作りの美味しいお菓子でもてなして下さいました。

昨年から弟子入りしたMさんが頑張っており、早くも湯呑みなどを挽いているそう。

出来も良く、森山さんご夫妻も喜んでいらっしゃいました。

20代前半の若さならではでしょうか。早い成長、これからがますます楽しみです。

お二人が仕事に戻ると、工房に静かな緊張感が生まれます。

この空気も森山さんの不思議な魅力に感じます。

| 久野民樹 | いろいろ | 18:38 | - | - |
沖縄のお菓子

先月、家族と沖縄に行ってきました。

沖縄が初めての小学生の姪っ子たちは、街並みや建物、市場やスーパーで売っているもの、ガイドさんのお話や言葉など、見るもの・聞くものが初めてのものばかりで興味津々。

食べるものは、見た目も違うので食べるかな・・・という大人の心配をよそに、いつも以上にたくさん食べ、好きな沖縄料理の名前はすっかり覚えた様子。

すべてを楽しんでいて、よい勉強にもなったようでした。

 

旅の間も楽しいですが、家に帰って、沖縄を思い出しながら、自分用に買ったお菓子を食べるのも楽しいひと時です。

せっかくなので、沖縄のやちむんに入れて沖縄気分に浸ります。

 

トーナチン餅。トウモロコシのような穀物の粉ともち米で作るそうです。月桃の葉に乗っています。

 

ちんすこうと花ぼーる。

 サーターアンダギー。チューリップの花の形に揚げるのが美しいのだそうです。 

タンナファクルー。黒糖味のパンとクッキーの間のようなお菓子です。

 

 

見た目も美しく、美味しいものばかりです。

沖縄のたくさんの美しい文化。いつまでも残っていって欲しいものです。

| 瀬部和美 | 食べる | 18:10 | - | - |
「芹沢げ陲琳風」展(学習会報告)

(画像は芹沢げ霹術館HPよりお借りしました)

 

当ブログ6/3の報告にありました、静岡市立芹沢げ霹術館で開催中の

「芹沢げ陲琳風」展(6月30日(日)まで)を見学する学習会に参加しました。

 

学芸員の白鳥さんに解説していただくと、仕事に情熱的に取り組む芹沢をより強く感じられます。

皆、質問しながら熱心に作品や芹沢の収集品を鑑賞させていただきました。

今回は「屏風」展ですが、屏風だけ並べたのでは展示上で味気ないとのことで、考え抜いて選ばれた着物や帯、収集品などもあわせて展示されています。

その多才で多彩な仕事は「・・・すごいなあ」の一言です。(ボキャ貧)

開催中の「芹沢げ陲琳風展」での展示の見どころの一つが、

同じ型の色違いの屏風を左右に並べたパターンが幾つか見られることです。

こうした機会はなかなかないと思いますので、じっくりと見比べてください。面白いですよ!

 

さて、展示会では普通は作品を見るものですが、それに加えてフォーラムのメンバーは「展示」についての興味関心を強く持っています。

企画展の企画はどのように立てるのか。全体の構成はどのように考えるのか。

展示物は、数多くの収蔵品からどのように選ぶのか。

展示の際はどういったことに気をつけているのか。などなど質問が飛びます。

 

それは、芹沢が自身の展示会などの際に「展示」について妥協しない人だった、という話を聞いているためでもあります。

作品を活かすも殺すも展示次第。そうしたプレッシャーを常に背負いながら、制約のある中で年3回の企画展を催す芹沢げ霹術館のスタッフの皆さんのご尽力を思いつつ、芹沢の世界にどっぷり浸ります。

 

最近では駒場の日本民藝館がずいぶん賑わっています。外国人も増えました。

こちらは東京近郊から少々遠いですが、民藝や芹沢の作品に興味を持ちながら訪問したことのない方には、

とにかく一度行ってみるべし!と強く強くお勧めします。

敷地内には移築された芹沢の自宅があり、土日祭日には見学できますので、どうぞお時間に余裕を持ってお出かけください。

 

 

「静岡市立 芹沢げ霹術館」 (休館日・毎週月曜日)

https://www.seribi.jp/exhibition.html

(画像は芹沢げ霹術館HPよりお借りしました)

 

| 指出有子 | 報告 | 00:33 | - | - |
紫陽花いろいろ

店内を見渡すと、活けてあるのは

意図せず全て紫陽花でした。

青い紫陽花を奥原硝子の

青色のペリカンピッチャーに。

 

青森のホタテ蒸しかごにガクアジサイ。

 

小鹿田焼のピッチャーには山紫陽花を。

 

太田潤さんの六角首長瓶にも。

 

紫陽花は水切りしておくと日持ちが

良いので、この季節は長く楽しめます。

 

愛媛ももうすぐ梅雨入りですが、

今週はまだ晴れの日が続くようです。

 

松山 ロサ

| 管理人 | つかう | 19:01 | - | - |
浜松・アトリエぬいや「日本の手仕事2019」

浜松の染工・山内武志さんが経営されるギャラリー「アトリエぬいや」で

恒例の「日本の手仕事2019」がはじまりました。

 

先日、山内さんご一家と、浜松在住のフォーラム会員・高木さんと

共に展示をしてきました。皆さん手慣れていて、展示もスムーズです。

山内さんの染物やご自身で集められた諸国の民芸と共に、

沖縄や小鹿田をはじめとした各地の陶磁器、ガラス、木工、カゴなどが並びました。

 

期間中は山内さんが在廊されます。

芹沢げ陲琉δ鏤劼任△蝓¬鰻櫃寮こΔ把糠に渡って多くの方と交流を重ね、

現在もなお活発に活動されている山内さんですが、80歳というお年を全く感じさせません。

お話を聞いていると、こちらまで元気をもらえます。

お近くの方はこの機会に是非足をお運びください。

 

 

「日本の手仕事2019」

2019年6月8日(土)〜16日(日) 11:00〜18:00

※12日(水)休み、最終日は16時まで

会場:アトリエぬいや

 浜松市中区中央3−9−30  TEL.053-457-4777

 

| 久野民樹 | お知らせ | 11:43 | - | - |
初夏の裂織

新潟・長岡で制作を続ける、佐藤多香子さんの裂織(さきおり)です。この季節にぴったり、と心をひかれました。

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裂織は、着古した服の布を裂いて緯糸(よこいと)にした織物。その布の風合いによって、また取り合わせによって、さまざまな表情を出すことができます。逆に、布の選び方と組み合わせ次第で、「健やかな手仕事」とはかけ離れたものになるおそれがあります。

 

天然の染料で染めた古布が手に入りにくい中、佐藤さんは材料集めに力を注ぎ、上手に仕上げていらっしゃいます(13年前、佐渡で裂織の振興をテーマにしたフォーラムを開いた時は、古い布おむつを染めて使うこともあるとおっしゃっていたのが印象的でした)。

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今月のカレンダーとも調和して、涼しげな空間になりました。

| 大部優美 | つかう | 18:54 | - | - |
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