手仕事フォーラムblog

手仕事フォーラムのメンバーが、日々発見した事や物をお届けします
北国街道の手仕事

お盆に少し休みをもらい、妻の親戚を訪ねて新潟に行ってきました。

大きな鮮魚店が軒を連ね、観光客で賑わう寺泊から、

日本海に沿って走る北国街道を少し南に向かうと、

山田という小さな集落があり、曲物を作っている工房がありました。

江戸時代末期には篩(ふるい)の産地として記録が残っており、

30〜40年前までは10軒ほどの家が営んでいたようですが、

現在残っているのはこちらの1軒のみだそうです。

先代は地元の杉を使って作っていたそうですが、

現在は和歌山から檜を取り寄せ、電子レンジなどでも使える蒸籠なども

製作されているとのこと。

テレビで紹介されたおかげで注文が寄せられて大変だとか。

 

製作途中の蒸籠。板目をつかっています。

 

もちろん、昔からの仕事も続けられており修理なども受けているそうです。

修理に寄せられた蒸籠はよく使い込まれていました。

 

当代(十一代目)は40代半ばで、手仕事の世界で言えば若手、

これからに期待したいと思います。

| 久野民樹 | 調べる | 07:56 | - | - |
鳥取フォーラムの告知が出来ました

鳥取での全国フォーラムまで1ヶ月を切りました。

準備を進めていますが、9月8日の公開フォーラムの告知が出来ました。

題字は、小田中耕一さんにお願いしました。

今回は、鳥取で様々な新作民藝のプロデュースにあたった吉田璋也氏と、

中井窯で、新作の製作に取り組んだ久野恵一の取り組みがテーマとなります。

 

公開フォーラムは一般の方もご参加いただけます。

ぜひご来場ください。

 

 

| 久野民樹 | いろいろ | 02:23 | - | - |
手しごと「夏の染と織」
暑いですね。いかがお過ごしでしょうか。

尾山台の手しごとは「夏の染と織」を開催中。
暑い夏を共に過ごす・・・麻ののれんやガラスの器などが店内に並んでいます。

倉敷本染手織り研究所のノッティングの椅子敷は、おなじみのウールではなく、夏向けに木綿の糸で織られています。
白糸と藍染の糸で爽やかな模様の椅子敷・・・ベランダのベンチにいかがでしょうか。

IMG_1946.jpg

新潟・長岡の佐藤多香子工房の裂織りが素敵なバッグに仕立てられました。
しっかりした裂織は実用的で、ざっくりした織物の風合い思いの外さらりとした肌触りが暑さを忘れさませます。
夏のお出かけにどうぞ。

IMG_1947.jpg

浜松・山内染色工房ののれんや風呂敷などがたくさん並んでいます。
お店奥の正面には、紺地に「束ね熨斗(のし)模様」の風呂敷が、堂々と飾られていて目を引きます。

IMG_1950.jpg

熨斗は伝統的な吉祥模様の一つで、しっかりと束ねられた束ね熨斗模様は、婚礼時の風呂敷や夜具にたくさん残されています。
熨斗は元々は熨斗鮑(のしあわび)で、アワビをひも状に切って干して延(の)したもの。古代からの保存食であり、お祝いの贈り物でした。
秋の婚礼を控えた方が、式場に飾りたいなー、と考えているそうです。おめでたいお話ですね。

IMG_1952.jpg

夕刻の、風が少し流れ始めた時間にでも、尾山台へどうぞお出かけください。
冷たい麦茶が待っています。
 
| 大橋正芳 | いろいろ | 21:07 | - | - |
涼を呼ぶもの

立秋と言われてもさっぱりピンとこない、猛暑・猛暑の連続です。

せめて目から涼をとガラスのうつわが大活躍です。

 

 

倉敷ガラスのブルーの涼しげな風情と言ったらありません。

すっきりと確かな形に宿る品格。

テーブルランナーは尾山台『手しごと』で開催中の「夏の染と織」で見つけた

(http://oyamadai-teshigoto.com)

佐藤多香子さんの「きびそ」を用いた織物です。

きびそとは、蚕が繭を作る際に最初に吐く部分で、普通の糸にはできません。

水中で光が乱反射するような独特の光沢があり、こちらもまたひんやりとした涼感があります。

 

うつわに載せたのは、家族の島根土産の「多伎いちじく」。(出雲市多伎町特産)

ぼんやりかぶりついたら強烈に甘くてびっくりしました。

「蓬莱柿(ほうらいし)」という300年以上前に中国から伝わった品種で、栽培の難しさゆえ希少なのだとか。

 

星耕硝子のうつわに、近くのファーマーズマーケットで見つけた

ブルーベリーとブラックベリー、そして山梨の桃に冷えたヨーグルトを載せておやつに。

世田谷産のブルーベリーって美味しいかな?と思いましたが、とても甘くてこれまたびっくり!

 

 

窓辺にガラスをたくさん飾って。

ああ、大ぶりのガラスの花瓶が欲しいのです。(枝を差している花瓶のみ工業製品です)

 

| 指出有子 | つかう | 15:51 | - | - |
笹かまぼこと手仕事の器
宮城県の名産品の代表とも言える「笹かまぼこ」は、
平安時代に仙台湾や三陸で大量に獲れた「ヒラメ」を無駄にしないようにすり身にしたことが始まりで、
「笹かまぼこ」と呼ばれるようになったのは昭和からで、仙台藩主・伊達家の家紋「竹に雀」に描かれている笹の葉にちなんだそうです。

IMG_7405.jpg

この時期のお中元には、宮城県ではもちろん笹かまぼこも人気の商品です。
数ある笹かまぼこメーカーの一つである「阿部蒲鉾店」さんの今年のお中元カタログに、
料理と手仕事の器を合わせたものがいくつか載っていました(知人のコーディネートによるものでした)。

阿部蒲鉾店公式ブログの方でもご覧いただけますので、是非、馴染みの器を探してみてください。
  阿部蒲鉾店BLOG → https://www.abekama.biz/

仙台では七夕祭りが始まりました。
是非、おみやげにも笹かまぼこを。
| 山崎綾 | いろいろ | 11:39 | - | - |
瀬戸の現地で「昔の物」

先日瀬戸を訪ねた折、瀬戸本業窯を訪ねました。

6月の学習会で訪ねた「一里塚本業窯」の本家にあたる窯元です。
だいぶ前に訪れたきりになってしまっていたのですが、

先日の「昔の物今の物」学習会で古い物をみたこともあり、

そういえば展示場に古い物が色々あったことを思い出し、

短い時間でしたが急遽立ち寄らせていただきました。

 

民藝運動に同調し、瀬戸の陶器の復興に大きく貢献された

六代目水野半次郎さんが集められたものだそうで、

色々なものを拝見することができました。

下の写真は、鈴木繁男さんが晩年、石皿に櫛描きを試みたものだそうです。

最近復刻を試みられているそうで、楽しみです。

当代(七代)の息子さんである水野雄介さんが、久しぶりの訪問にも関わらず、

丁寧に応対してくださいました。

| 久野民樹 | いろいろ | 20:07 | - | - |
渋谷で倉敷の手仕事展

渋谷(奥渋谷)の書店 Shibuya Publishing and Booksellers(SPBS)にて、

倉敷の手仕事をテーマにした展示がはじまりました。

ここ数年、毎年手仕事展を開催させていただいており、

今回は倉敷の手仕事をメインにご紹介することになりました。

 

フォーラムにとってはおなじみの倉敷緞通、倉敷ガラス(小谷栄次さん)、

倉敷本染手織研究所の品に加え、須浪亨商店のい草のカゴもご紹介しています。

他に小鹿田焼や小石原焼、砥部焼などの焼き物も。

SPBSは、書籍だけでなく雑貨や文具なども扱う書店です。

出版をするオフィスも同じ空間に構えており、個性的な書店として注目されています。

色々な出会いがある場所です。ぜひお運びください。

https://www.shibuyabooks.co.jp/event/5299/

 

| 久野民樹 | お知らせ | 19:59 | - | - |
梅仕事 つづき

石見焼の甕につけていた梅。

ようやく梅雨が明けたので天日に干す作業です。

 

佐世保の野田利治さんがつくるタラシがちょうど良いサイズだったのでこちらで干すことに。

元々は魚を売る時などに使われていたものですが、底は隙間があって通気性もよく梅を干すのにも良いのではないかと思い使ってみました。

念のためくっつかないようにクッキングシートを敷きました。

甕から取り出し並べていきます。

思いの外、数が多く間隔が狭くなってしまいましたが、そのまま天日に干してみました。

数日後

突然の夕立など雨に晒されそうな危機もありながらなんとか乾燥させることができました。

いい具合に乾燥されているようなので、タラシから小さめな壷に移しました。

時間が経つとまろやかになり梅と塩が調和するようなので少し置いてから食べてみたいと思います。

| 副島秀雄 | つかう | 14:53 | - | - |
夏を味わう〜ゴーヤのサラダ〜

梅雨も明けて、すっかり真夏ですね。

我が家で、夏に人気のメニュー、ゴーヤのサラダを紹介します。

ゴーヤと玉ねぎを細切りにして、塩もみをして、その上からツナ缶を乗せます。ツナの油も忘れずに。

冷やして、お好きなドレッシングでどうぞ。ポン酢でも合います。

これは、沖縄の方に教えてもらったゴーヤの美味しい食べ方です。

ツナの油が、ゴーヤの苦みをまろやかにしてくれて、子どもたちもよく食べます。

ゴーヤは苦くて苦手だった、と言う人でもゴーヤ好きになってしまいますので、ぜひお試しを。

今日は、それを沖縄・北窯の宮城正享さんのやちむんに。

周りのいっちんの模様、藍色、夏がよく似合う一枚です。

 

| 瀬部和美 | つかう | 19:13 | - | - |
鞄の中の可愛くて美しいものたち

春先から仕事が少々忙しい日々が続いておりまして、少し疲れが溜まってきました。

なかなか手仕事のうつわでゆっくり食事をしたり、お茶を飲んだりはできませんが、最近は鞄の中にいろいろ美しいものを潜ませて癒されるという作戦を取っています。

 

各地の手仕事フォーラムゆかりのお店で見つけたものたちです。

小田中さんの型絵染の手ぬぐい、インドのハンカチ、倉敷本染手織研究所のブックカバー、裂き織のペンケース、インドのブロックプリントのポーチ、アフリカンバティックの日傘などなど。(Les-VACANCESさん、もやい工藝さん、ROSAさん、Rungtaさん、signalさんより)

どのお店にも久野恵一さんに教えを受けた店主の方が揃えた美しいものが揃っています。

鞄の中から何か取り出すときに、可愛くて美しいお気に入りのものが目に入ると、それだけでストレス値が下がって元気が出る気がします。

あと1ヶ月と少しで、鳥取フォーラムがあり、久々に全国の手仕事フォーラムメンバーとも会えます。

それを楽しみに、美しいものたちに癒されながら日々の仕事を頑張ります!

 

| 瀬部和美 | つかう | 19:11 | - | - |
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