手仕事フォーラムblog

手仕事フォーラムのメンバーが、日々発見した事や物をお届けします
瀬戸の飯茶碗

手仕事フォーラムホームページの「フォーラムが選ぶ・この逸品」で、2004年8月に久野恵一さんが「瀬戸の飯茶碗」という記事を書いています。

「ある古民芸店で一目で昔の瀬戸本業窯できのものとわかる飯茶碗を入手することができた」とあり、「この飯茶碗が私達のめざす優品の再興にまさに適ったものと確信」して、瀬戸本業一里塚窯の水野さんに再現してもらったエピソードが書かれています。

 

 

先日、越中八尾の工芸まことに伺うと、古い瀬戸のものが展示してありました。

その中に、久野さんが手に入れた瀬戸の飯茶碗と同じ手のものがありました。

オーナーの松村さんにお話を伺うと、その時に久野さんと一緒にいて、久野さんから、同じものを買ったほうがいいと勧められたそうです。

 

 

瀬戸の飯茶碗は、とても美しく、使いこまれたことで味わい深いものになっています。

新作の茶碗も使いこむことで、味わい深いものになるでしょう。

 

| 坂本光司 | みる | 08:46 | - | - |
九州陶磁の歴史と陶工たち 沈壽官窯 平嶺健二郎さん

有田フォーラムの会場に並べられた柔らかな白土のシンプルなうつわ。
鹿児島県苗代川焼 沈壽官窯さんの生活雑器です。

 

 

沈壽官窯で新しい生活雑器を作るというプロジェクトで、
久野さんが持ち込んだ見本をもとに、現在約40種類がかたちになっているそうです。
沈壽官窯の平嶺健二郎さんが鹿児島より持ってきて見せてくださいました。

 

沈壽官窯では白薩摩で作る器はハレの場で用いるような器で、日常の食器を作ることはなかったそうです。
地元の土を使って昔の焼き物を目指したいという現当主の思いに久野さんが共感してプロジェクトがスタートし、
平嶺さんが担当することになったのだそうです。

 

 

職人は、見本を前にすると寸分違わず作ろうと努力するそうですが、
平嶺さんは久野さんが持ち込んだ見本と沈壽官窯で使う土の風合いに違いがあったため、
どのようにすれば白薩摩に合ううつわになるか一度考えてから作るようにしていたそうです。
久野さんもできたものに対して見本と違うというようなことは言わず、良いものは認めていたそうです。

 

平嶺さんによると、普段沈壽官で繰り返し作っているかたちが自分の好きなかたちになっていて、
久野さんに依頼されたものも自然と沈壽官窯のかたちになっていったそうです。


平嶺さんは翌日の大日窯と唐津の中村恵子さんの工房も見学され、にこやかに手を振って鹿児島へ戻られました。

私は鹿児島も沈壽官窯さんへも訪れたことがなく、勉強不足なので文章の中に誤りがあるかもしれません。
次号のSILTAでは詳しい内容が読めると思います。

 

このプロジェクトは現在も進行形です。

| 門田真記子 | 報告 | 08:41 | - | - |
氷見の箕

富山県・八尾町の桂樹舎での「日本の手仕事展」の会期中に、久野民樹さんとともに、富山県氷見市論田へ。

藤箕のつくり手である坂下武夫さんを訪ねました。

論田の風景はとても美しく、ここで健全な手仕事が生まれることに感動します。

 

 

坂下さんは注文に追われて大変そうでした。

関西の西宮えびす市などで売られる「福箕」のための注文です。

 

 

美しい風景から生まれる美しい手仕事が、いつまでも残ることを願うばかりです。

 

 

| 坂本光司 | みる | 10:45 | - | - |
仙台での学習会のお知らせ

仙台市の曹洞宗 林香院にて勉強会(DVD鑑賞会)を開きます。

今回は2011年に手仕事フォーラムのスタディツアーで浜松の山内染色工房さんを訪れた際の、
染物の作り手、山内武志さんのお話しの映像です。
師匠であられる芹沢げ雹瓩離┘團宗璽匹覆俵縮深いお話しです。

どなたでも参加いただけますので参加ご希望の方はレ・ヴァコンスまで電話かメールにて
お申し込みください。
 



「日本の手仕事 勉強会 vol.4 ( DVD鑑賞 )」
 
 日時:12月5日(月) 19:00〜21:00 (18:30開場)
 会場:曹洞宗 林香院 1階ホール     
       宮城県仙台市若林区新寺5−1−1
 参加費 : 300 円
 会場地図 http://www.mapion.co.jp/m2/38.25634578,140.89189626,19/poi=L0743084
  

  申し込み Les-VACANCES レヴァコンス 担当:山崎
   TEL/022-399-8573     Email/ shop@les-vacances.jp
   12:00ー19:00に対応させていただきます

【アクセス】 
JR仙台駅 徒歩15分
JR仙石線「榴岡(つつじがおか)駅」より徒歩7分
地下鉄東西線「宮城野通り」駅より徒歩約10分
 
市営バスをご利用の場合は仙台駅バスプール5番より(交通局大学病院前 発)
新寺四丁目経由、志波町・霞の目(営)行方面行きバスに乗車。
「新寺四丁目 サンプラザ入り口」で下車。進行方向と逆に戻り徒歩3分右手、一つ目の信号手前。

| 山崎綾 | お知らせ | 20:51 | - | - |
奈良で手仕事逸品の会

 

秋の日にカエデやイチョウが輝く奈良で、恒例の「手仕事逸品の会」が始まりました。

 

小鹿田焼、砥部焼、有田焼・大日窯、やちむん…定番品に加えて、ちょっと珍しいものも並んでいます。

見ているだけでわくわくする品々、ぜひ手にとってみて頂けたらと思います。そして、そばに置いてもらえたら。

 

細長いグラスは古い民藝の品(売りものではありません)、挿してあるのはナンキンハゼだそうです。

 

奈良市下御門町の器・郷土玩具「瑜伽(ゆが)」で12月4日まで。

近鉄奈良駅から歩いて10分ほど、営業は正午から午後6時までです。

 

| 大部優美 | お知らせ | 20:50 | - | - |
坂本茂木さんモデル、原田マハさん著「リーチ先生」

有田フォーラムの4日目、最終日は残った一同で小鹿田を訪れました。

恒例のそば茶屋での昼食会には、小鹿田の名陶工、坂本茂木さんもご参加くださいました。

茂木さん、みんなにぜひ宣伝があるとのことでした。

作家の原田マハさんが以前、取材に来られたこと、バーナード・リーチさんの話をされたこと、すっかり忘れたつい先日、「リーチ先生」という本が送られてきてびっくりしたこと、冒頭に出てくる少年はご自身がモデルであること・・・茂木さんらしいユーモア溢れる調子でお話してくださいました。

目の前にいる人が、何度も直木賞の候補になっている有名な方の小説に出ているなんてびっくりですが、当の茂木さん、隣のフォーラムメンバー源野さんがその場でスマホを使って注文し、「家に帰る頃には届いています!」と言ったことに、「そんなことができるん?」とびっくりされていました。

そんなところも本当に楽しい茂木さんです。

原田マハさんに、お礼のお手紙を書こうと、出版社に問い合わせをされているそうですが、まだお返事がないと寂しそうな茂木さん。

今時は個人情報などが大変なので、なかなか難しいとは思いますが、出版社のみなさん、茂木さんは絶対に悪用などしませんから、教えてあげてくださーい!

さて、その茂木さんがモデルの人物が登場する「リーチ先生」は、すでに10月に発売され、書店に並んでおります。

みなさん、ぜひ小鹿田と民藝の歴史も学べる「リーチ先生」をぜひご購読ください。

 

 

| 瀬部和美 | お知らせ | 10:23 | - | - |
日本の手仕事展/福島・SWITCH

昨年秋から手仕事の品々の取り扱いを本格的に開始し、はや一年が経ちました。

今回はさらに多くの日本各地の手仕事の品々を店内いっぱいにご用意し、

展示販売を行う「日本の手仕事展 」を開催致します。

 


女性のお客さまも、男性のお客さまも、初めましてのお客さまも、

うつわや手仕事にちょっとだけ興味のあるお客さまも、もちろんいつものお客様も、

たくさんのお客さまに優れた良品を見て触れていただきたく思っております。

みなさまのお越しをお待ちしております。

手頃で使いやすく、使うことによってより美しさを増す、健全で健康的な手仕事の品々は、

きっと使う人の暮らしをあたたかく豊かにしてくれることでしょう。


■日時 : 12月9日(金)〜18(日) 12:00〜19:00 (会期中無休)
■会場 : S W I T C H    
■住所 : 福島市新町4−24メゾンエスプリ1階奥 (県庁通り、稲荷神社近く)
■電話 : 024(524)3545


★会期中は「小鹿田焼のつくり手のによる製作実演」の映像(30分程度)もご覧いただけます。

| 管理人 | お知らせ | 08:53 | - | - |
大日窯では「とり」の製作中

養鶏場?いえいえ、こちらは大日窯さんです。

先日の有田フォーラムで訪れた大日窯さんでは、ただいま来年の干支、「とり」の陶鈴の製作の真っ最中です。

籠の中のたくさんの「とり」は生きているようです。

この小さな小さな干支陶鈴も、型を作って、素焼き、絵付け、本焼き、赤絵付け、再度焼く、という長い工程から生まれています。

多いところだと500個前後の注文があるそうで、それだけの数を年末という限られた納期に合わせるのは大変なことだと想像できます。

古来、鈴というものは、その音で邪・魔を払うものとして使われてきました。

この干支陶鈴の音も、とても澄んでいて美しく、空間が清浄なものになるように感じます。

食べることや着ることに使うわけではありませんが、お守りとなるものも「用」です。

目で見て美しく、耳で聞いて美しく、まさに「用の美」です。

ただいま絶賛製作中の干支陶鈴、気になる方は、手仕事フォーラム関連のお店で入荷を待ってみてください。

 

| 瀬部和美 | お知らせ | 09:53 | - | - |
手仕事フォーラムHP「昔の物 今の物」アップしました

手仕事フォーラムホームページ連載手仕事レポート

「昔の物 今の物」vol.102 和時計をアップしました。

ぜひご覧ください。

 

http://teshigoto.jp/serial_report/mukashi/vol102.html

| 管理人 | お知らせ | 11:48 | - | - |
7年ぶりの佐賀へ

先日、有田で今年の全国フォーラムが行われました。

佐賀県での全国フォーラムは、2009年の佐賀・天吹フォーラム以来なので、7年ぶりの開催となりました。

私の佐賀県への訪問も7年ぶりとなり、とても懐かしい思いもありながら、当時はまだまだ手仕事フォーラムに参加して日が浅く、理解できていないことが多かったため、新たな学びもたくさんあった今回の旅でした。

旅を終えて、自宅に戻ると、前回の旅も振り返りたくなり、過去のデータを引っ張り出してみました。

せっかくなので、少しご紹介します。

会場の天吹酒造さん

メイン会場の天吹酒造さんの酒蔵の2階(という表現が正しいかわかりませんが・・・)、公開フォーラムを行ったり、フォーラムメンバーのミーティングをさせていただいたり、貴重な体験をしました。

フォーラムメンバーでのミーティング

翌年のために手仕事フォーラムで初めて製作したカレンダーについてや、大々的にリニューアルしたホームページについて、みんなで話したことを覚えています。

当時はまだまだどちらも手探りな状態でしたが、いまやカレンダーも恒例のものとなり、手仕事フォーラム会員も飛躍的に増えました。

入場券としていただいたぐいのみ

2009年にも東風窯に伺いました。

大日窯で作られていたのは虎の干支でした

いまより少しお若い大日窯の久保さんと倉敷緞通の瀧山さん

 

手仕事フォーラムは確実に成長しているのだな、と感慨深く、2009年の写真を眺めていました。

次回はいつになるかわかりませんが、また佐賀県での手仕事フォーラムを開催したいです。

その時は、2016年よりも成長したな・・・と思えるように会員一同頑張りたいと思います。

 

 

 

| 瀬部和美 | 報告 | 07:12 | - | - |
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