手仕事フォーラムblog

手仕事フォーラムのメンバーが、日々発見した事や物をお届けします
2020年「日本の手仕事カレンダー」発売!

手仕事フォーラムオリジナル「日本の手仕事カレンダー」、

早くも2020年版が発売となりました。

 

今回ももちろん小田中耕一さんの型染によるものです。

四季や手仕事をモチーフとした、温かみのあるカレンダーに仕上がっています。

卓上型(¥600+税)とポスター型(¥300+税)の二種類。

それぞれ一部ずつ封筒に入れられており、プレゼントとしても最適です。

手仕事フォーラム関係の各店舗にて、順次発売を開始しております。

(仙台・Les Vacances、世田谷・手しごと、鎌倉・もやい工藝、松山・ROSA、福岡・秋月他)

 

会員の皆様には、12月ごろにSILTAの発送にあわせてお届けします。

どうぞお楽しみに。

| 久野民樹 | お知らせ | 21:09 | - | - |
「芹沢げ陲寮験茱妊競ぅ鵝

先日の鳥取フォーラムからの帰り。

途中静岡で寄り道して、芹沢げ霹術館で開催中の

「芹沢げ陲寮験茱妊競ぅ鵝彭犬魎僂討ました。


今回は暮らしにまつわる品々を集めた展示です。

 

最初の展示室では、暖簾や着物などの芹沢の代表的な仕事が観られます。

つづく展示室には、芹沢デザインのうちわが一堂に並べられています。

(写真は美術館HPから)

 

さらには、本・アルバムの装幀、カレンダー、メッセージカード、カーテン地、浴衣、

ステンドグラス、ホールの緞帳、花筵、樺細工、美術館展示室の内装、

酒瓶ラベル、絵皿、マッチ箱、包装紙といった様々なノベルティグッズ・・・
広い空間に所狭しと並べられた、芹沢が手がけた仕事の幅広さと量、

そして、その質の高さにはとにかく驚かされます。

(というか、毎回行く度に驚かされています。。。)

 

思わず「持って帰りたい!」と思うものばかりですが、

今回は売店で販売されていたクリスマスカードで我慢することにしました。

| 久野民樹 | いろいろ | 21:08 | - | - |
鳥取のフォーラムに参加して

今回もとても貴重な体験させていただきました。
知らないことばかり、この年になって・・・唖然とします!

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鳥取は、20年前くらいにに「たくみ」に行った記憶がありますが、吉田璋也については当時は何も知らず、惜しいことをしていたんですね。
先人の道にふれ、あらためて手仕事の素晴らしさを確認できた旅でした。
お世話になったみなさん、ありがとうございました。

追伸
宴会でのひとときなど、全国のメンバーのみなさんとの交流も楽しい時間、いい思い出となりました。

石原照子

| 管理人 | 報告 | 10:38 | - | - |
オリエンタルな魅力
全国フォーラムの開催が鳥取で。
初めて赴く鳥取。これはたくみに行ける!と思いました。
たくみ割烹店です。
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岩手の珈琲館、鹿児島の可否館、そして今回のたくみ割烹店など
フォーラムで利用する飲食店が民芸の店であると、その嬉しさは一入です。
学習会のあとは普段の暮らしの中に生きる民芸、その美しさを体感しました。
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▽店内
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中国の土間をイメージして設計された店内。
内装や調度品までも吉田璋也が考え出したものです。
中華的でもあり朝鮮的な雰囲気も感じるデザイン。
異国の文化に影響を受けた吉田璋也の感性が伝わってきます。
やはり日本人であるのか、このオリエンタルな雰囲気に安堵します。
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▽隠された空調設備
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空調設備も室内の景観を崩さないよう配慮がなされています。

▽民芸にまつわる各地の店
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▽懇親会でのひとコマ
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店主 阿部一郎さんがご挨拶に来てくださいました。
阿部さん自身大食漢で、器の絵柄が隠れるほど料理を盛り付けてしまうことがあるそうです(笑)。

▽名物“すすぎ鍋”
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贅沢な鳥取和牛を美味しくいただきながら、懇親会を楽しみました。

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メニューは筆書きの活きのよさ!
次回は名物“みそ煮込みカレー”もいただきたいと思います。
食事に、建築に、内装に、たくさんご馳走様でした。

藤岡 葵
| 管理人 | 報告 | 19:16 | - | - |
小田中耕一さん型染〜御座候の秋の「晴つぶあん」〜

こちらの手仕事フォーラムブログで何度かご紹介している、兵庫県姫路市が本拠地の今川焼のお店「御座候」さんでは、現在、秋のお彼岸用に「晴つぶあん」を期間限定で販売されています。

お彼岸におはぎが作りやすいように硬めに仕上げられたつぶあんとのことです。

「晴つぶあん」は常時販売しているわけではなく、春のお彼岸・秋のお彼岸・お正月と年に3回販売されていて、それぞれパッケージのデザインが違います。

もちろん、どれも小田中耕一さんの型染を元にされたものです。

秋の「晴つぶあん」のテーマは「豊穣の赤」。

実りの秋を感謝する稲穂、お月見、お団子、おはぎ、裾模様には紅葉が美しい山々。

写真ではないのに、何故か懐かしい、見たこと、行ったこと、そして食べたことがあるような気がしてくるのは、小田中さんマジックとでも言いましょうか、魅力あるパッケージです。

季節限定商品とのことですので、お早めに。

 

それから、御座候さんのホームページも様々な手仕事の写真が。

専務の山田さんは、手仕事フォーラムにも参加してくださっているので、「この湯呑みは・・・、この刷毛目模様のうつわは・・・このパン皿は・・・」と、お馴染みの手仕事の食器があちこちに写っていて思わずニヤニヤしてしまいますよ。

 

御座候ホームページ・オンラインショップ

http://www.gozasoro.co.jp/

 

| 瀬部和美 | いろいろ | 19:08 | - | - |
全国フォーラム2019 鳥取「公開フォーラム」

願正寺をお借りして9月8日に行われた公開フォーラムでは、手仕事を未来につなぐ道としての“新作民藝”がテーマの一つとなっていたように感じました。
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第1部の「吉田璋也と鳥取の民藝」では、木谷清人さんから、吉田璋也の新作民藝の功績が美しい写真と共に紹介されました。古作をベースにされただけでなく、曲木肘掛応接椅子においては1938年に中国を調査した中で見出した椅子を基に、鳥取の曲木の技術を用いて生まれたとのことでした。他国の椅子文化を取り入れた“新作”でありながら、地域に受け継がれる素材や技術を骨格とすることで、“民藝”の要素を有する“新作民藝”が誕生するという好例を学びました。
(「吉田璋也の世界」で検索すると吉田璋也の新作民藝の数々を見ることができます)

第2部は「手仕事を未来につなぐ道」と題し、久野恵一氏が新作を生み出す中で、作り手とどのような関わり方をしてきたか、中井窯の坂本章さん、小鹿田の坂本浩二さんのお話を聞くことができました。
久野恵一氏にはスペインの器や、時には素材の異なる木工の鉢を持って来て同じかたちを陶土で表現するよう要求されたとか。ダメ出しも激しかったそうですが、こうしたことを繰り返す中で、出来ることが増えたとお話しされていました。

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沈壽官窯の陶工、平嶺健二郎さんが久野恵一氏から言われた言葉が印象に残りました。
「作る技術は教えてくれるが、何を作っていいかは誰も教えてくれない」
と言う平嶺さんに対し、久野恵一氏は
「歴史と風土を学べば作るものは見えてくる」
と答えたそうです。
その言葉通り、沈壽官窯と手仕事フォーラムの共同プロジェクトとして新作に取り組む中、平嶺さんは歴史を深く学ぶことで、幕末以前の李朝のものを基にしていた白薩摩に“作るもの”を見出したとのことでした。
今回のフォーラム会場に並べられた共同プロジェクトの試作品は、柔らかい白色とロクロの手の跡が残った優しい表情が印象的なこれまでの試作とは異なる物でした。来年リリースとのこと。楽しみです!

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吉田璋也は『新作民藝の8要素(鳥取民藝協団員の資格)』として以下を上げています。
〆猯舛詫囘咾砲茲辰禿正なものを吟味してこの地方の物から選ぶこと。
⊇侏茲襪世荏飾を少なくすること。
M囘咾肪藜造法∋箸の匹い發里鬚反干櫃韻襪海函
せ纏は誠実で丈夫であること。
ヌ詰な技法はさけ、安全な技法を選ぶこと、それは伝来の熟練した技術を護ること。
Σ輒を狙ったり、特殊なもの、奇異なる形を好まないこと。
Я道┐砲覆蕕霧造蝓安価に作ること。
┠り返しつくって熟達すること。

慎重かつ明確に見事に言語化されています。
対して「久野恵一氏はどのような要素を大切にしていたか」という質問に、作り手の両名は「直感だったのではないか」と仰いました。

それを聞いて、帰り道で考えてしまいました。個人の直感だとすると、後に続く私たちに残された道が無いではないかと。しかし、その後柳宗悦の著書を読んでいて、直感ではなく直観だったと気が付きました。経験と知識が無意識にはたらく直観が、物事の本質をとらえた新作民藝を生み出す基となっていたのだと。

「手仕事を未来につなぐ道」というテーマでしたが、道を踏み外さず歩むためには、趣味として物を見るだけでなく、久野恵一氏がこれまでやってこられたように、歴史と風土を認識した上で物を観る力を養って行くことが重要であると感じ入りました。

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大好きなたくみ割烹では昼食にカレー、夜にはしゃぶしゃぶ(すすぎ鍋)をいただきました。ごちそうさまでした。

山田宗平

| 管理人 | 報告 | 10:48 | - | - |
手しごと「島根のやきもの展」
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東京・世田谷・尾山台の「手しごと」で、“島根のやきもの展”がはじまりました!!!
http://oyamadai-teshigoto.com/

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本日11時から・・・暑くもなく、散歩にぴったりの空模様。
初日で無くなるものもあるとか、ぜひお出かけください。
10月7日まで。
| 管理人 | お知らせ | 11:28 | - | - |
鳥取民藝美術館
「全国フォーラム2019 鳥取」、9/7に行われた鳥取民藝美術館での学習会の報告です。

館では、創設70周年記念展として「 吉田璋也著『民芸入門』五十年」が開かれていていて、展示室2階には『民芸入門』で璋也が取り上げた所蔵品が展示されています。
尾崎麻理子さんの案内と解説で、館の由来や建物について、そして展示品について学びました。

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尾崎さんはお話のあと、数冊のアルバムを持参して見せてくださいました。
アルバムは過去の展示を記録したもので、展示を網羅した写真とともに展示品の目録、配置などが細かく記載されています。

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写真のアルバムは2003年の特別企画展「人間国宝・染色家 芹沢げ陝廚竜録です。
2003年は手仕事フォーラム発足の翌年で、美術館の隣の工芸店「鳥取たくみ」でフォーラムの会議を開きましたので、久野恵一さんが力を込めて企画したこの展示を見ることができました。

(2003年、1階展示室)
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(2003年、2階展示室)
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記録を見ると、展示品は館蔵品以外に静岡市立芹沢げ霹術館、富山・吉田桂介氏、東京・四本貴資氏、鳥取・塩義郎氏など、多くは館外から借りていて、そこに企画者の構想力と人脈の大きさが見て取れます。
アルバムは歴代の展示がそれぞれ記録されていて、今も続いているそうですが、1995年に顧問として鳥取民藝美術館に関わった恵一さんが企画、展示した展覧会の記録も全て残されていることになります。
特別な情熱を傾けていた恵一さんの展示を学ぶ、貴重な資料。手仕事フォーラムの次世代を担う方々には活用の価値があると思います。

現在、鳥取民藝美術館の展示は、2階には主に璋也が収集した館蔵品を、1階には璋也が手がけた「新作民藝」が展示されています。

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1階の展示では、手仕事と暮らす生活のあり方を来館者に示す役割があるとのことですが、時には、館内の空間全体を意識したダイナミックな展示で来館者に強くアピールし、手仕事の美しさの発見に繋がるような展示があってもよいのにな、と思いました。(大橋)


 
| 管理人 | 報告 | 12:27 | - | - |
「全国フォーラム2019 鳥取」が開催されました

9/7〜8にかけて「全国フォーラム2019 鳥取」が開催されました。

各地から40名余りの会員が鳥取に集まり、見学や学習会などを行いました。

初日に行われた、中井窯の見学の様子です。

 

初日は中井窯の見学に始まり、吉田璋也が建築を手がけた

湖山池・阿弥陀堂、吉田医院、そして鳥取民藝美術館の見学。

夜はたくみ割烹店での懇親会。

二日目は青谷町山根に場所を移し、

大因州製紙の山根和紙資料館と山根窯の見学、

願正寺での公開フォーラムなど、盛りだくさんで

とても充実した内容となりました。

 

連日の猛暑の中、無事に開催することができました。

多大なご協力をいただいた、鳥取の皆さんに厚く御礼申し上げます。

| 久野民樹 | 報告 | 04:04 | - | - |
鳥取・山根の願正寺
“全国フォーラム 2019 鳥取”は、9月7.8日の両日で無事終了いたしました。
お世話になった皆様にお礼を申し上げます。

8日午後の公開フォーラム会場は山根の願正寺本堂で、ここを会場にお借りしたのは今回で3回目です。

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(鳥取市青谷町山根 浄土真宗本願寺派 高林山願正寺)

夏を思わせる山根の青空が私たちを迎えてくれましたが、35度を超える猛暑!!はさすがにこたえました。

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(赤い欄干の奥に、緑に埋もれるように見える大きな甍が願正寺の本堂)

7日の夜には「たくみ割烹店」で懇親会があり、願正寺住職の衣笠告也さんにご挨拶をいただきました。

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(右が住職の衣笠告也さん、左が御子息の宗法さんと新婚間もない奥様)


衣笠さん、奥様、宗法ご夫妻、そして檀家の皆様には本当にお世話になりました。
ありがとうございます!!!

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(フォーラムが終了、西に傾きはじめた日輪を背にした願正寺の鐘楼門)

 
| 管理人 | 報告 | 17:42 | - | - |
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