手仕事フォーラムblog

手仕事フォーラムのメンバーが、日々発見した事や物をお届けします
静岡スタディーツアー(仙台発)

仙台での学習会(DVD鑑賞会)のメンバーと静岡と浜松で型染のスタディーツアーを行いました。

初日は静岡県立芹沢げ霹術館で開催中の「芹沢げ陲離ぅ薀好肇譟璽轡腑鵝彭犬鮓学し、
実際に展示に携わった学芸員の方の解説、
更に大橋正芳先生にも芹沢げ霹術館の建築のことから芹沢げ陲亡悗垢詬諭垢淵┘團宗璽匹
時代背景についてもお話ししていただきました。

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その後、浜松に移動し、アトリエぬいやさんの2階をお借りして大橋先生の「染織の美しさ」についてのご講義。
山内染織工房の山内武志さんも参加してくださり、有松の絞りや古い型染めの布、
丁度ぬいやさんで展示をされているアフリカの布などを実際に見て手に取りながら木綿や麻の歴史、
柄や用途など盛り沢山の内容でした。

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2日目は山内さんの工房で型染と藍染のワークショップ。
東北に住む私たちから見ると10月の末に外で水仕事をほぼお一人で長時間されることがそもそも考えられません
(しかももう数日で81歳!)。
でもこの日も日差しが眩しいくらいの秋晴れで、
作業工程で外に干したものはすぐ乾き、染めの仕事は暖かで穏やかなこの土地の気候に合っているのだと実感しました。

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体験が夕方に終わった後もお天道さんが沈むまではとお仕事を次から次へとこなす山内さん。
娘さんの陽子さんが「こんなお天気の日は、本当は仕事したかったんだよ」と。
この日のために予行練習もされていたと伺い、私たちのために貴重な時間を割いていただき心から感謝の気持ちと、
仕事をエネルギッシュに楽しまれている山内さんからたくさん元気をいただき帰路に着きました。

| 山崎綾 | 報告 | 18:00 | - | - |
展示のお手本を、日本民藝館で教わりました

手仕事フォーラム連載記事「kuno×kuno」で
久野恵一さんから再三、鈴木繁男さんの日本民藝館における展示手法の素晴らしさを聞いていました。
そして、現在、繁男さんの展示手法を継ぐのは
学芸部長の杉山享司(たかし)さんだとも。

いつか、杉山さん自身に、繁男さんから展示について
どんなことを学んだのか、じっくりお聞きしたいと考えていました。

先日、その願いが実現し、取材をすることができました。

現在、日本民藝館で開催中の特別展「白磁展」は
杉山さんが展示を担当されました。

観る人の視点、視界、視線を意識しつつ
心地よく、わくわくさせ、物をより佳く見せるための
配置、物の選択とは?

かなり突っ込んだ記事内容になりましたが、
お時間がありましたら、展示手法そして
「白磁展」を観賞する予備知識としてご覧ください。

記事制作にあたっては日本民藝館、杉山享司さん、久野民樹さん、
高梨武晃さんのご協力をいただきました。
深謝いたします。

記事は阪急交通社のブログ「たびこふれ」にて
掲載しました。

繁男さんの美の心眼をもっと紹介していきたいという
恵一さんの希望を少し、かなえることができましたでしょうか。

https://tabicoffret.com/article/75897/

朝鮮陶磁器の影響も受けた濱田庄司の焼き物が
併設展に置かれているのですが、併設展の展示は杉山さんの担当では
ありません。2つの展示では明らかに物の置き方に違いがあります。
その差も会場で感じ取ると、いっそう楽しめると思います。

今回、取材は午後3時からスタートしたのですが、
この時間から夕暮れにかけて、敷地内北側の旧館の「大広間」には
よく晴れた日には玄関の面取ガラスと2階の障子越しに西日が
射し込んできます。そのやわらかく、温かな光が会場に
ひときわの風情をもたらしていました。
杉山さんいわく「旧館には何かが宿っている」という意味を
この時間帯はよりよく感得しやすいかもしれません。

3時から30分間くらいは、玄関で光のプリズムが
大谷石を彩ります。

訪問は晴れた日の午後3時過ぎをお勧めします。

添付写真は、特別展のメイン会場、新館「大展示室」の展示風景です。

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久野康宏

| 久野康宏 | お知らせ | 08:22 | - | - |
来年の手仕事フォーラムカレンダーに苺が!!

来年のカレンダーが到着しました。

なんと4月の図柄に苺が!

実は、昨年の岩手の全国フォーラムの折、小田中耕一さんに、「私は春生まれで苺が大好きなので、苺の図柄が見たいです!」とリクエストしていたのです。

 

つまりこの時ですね↓

 

そのお願いを本当に叶えてくださるなんて、びっくりしつつ、きゃあ〜と叫んでしまうぐらいの喜びでした。

早く4月が来て欲しいと思う毎日です。

皆さんもぜひ見たい、という図柄があれば、小田中さんにリクエストしてみるとよいかもしれませんよ!

 

来年の手仕事フォーラムカレンダーは、以下のページで紹介しております。

年々、早い時期に売り切れるようになってきました。ご用命はお早めにどうぞ!

>> 2019年日本の手仕事カレンダー

 

小田中さん、本当にありがとうございました!嬉しいです!

 

| 瀬部和美 | お知らせ | 18:15 | - | - |
「珈琲のうつわ」展@手しごと(尾山台)

 

世田谷区・大井町線尾山台駅より徒歩約5分「手しごと」にて

「珈琲のうつわ」展が始まりました。11/4(日)までの開催となります。

 

この企画展のために取り揃えた日本各地の窯元のマグカップやカップ&ソーサーなどが並びます。

どんなうつわがあるのかは、下記の「手しごと」ブログをご参照ください。

http://oyamadai-teshigoto.com/con/blog

 

期間中は鹿児島の珈琲の名店(珈琲好き、民藝好きなら知る人ぞ知る)
「可否館」さんより取り寄せました、自家焙煎ブレンドの豆も販売いたします。(詳細別途)

さらに!こちらの珈琲豆を店内にて挽いて、淹れてお出しします。
本店の味と同等にお出しするのは難しいですが、
なるべく近い味でお出しできるよう・・・試行錯誤しながら努力いたします。
こちらもお楽しみに、ぜひ尾山台へお出かけください。

 

 

| 指出有子 | お知らせ | 12:07 | - | - |
鳥取・たくみ割烹店の阿部さんが!!
鳥取市「たくみ割烹店」の店主阿部一郎さんは、
手仕事フォーラムの仲間であり、ホームページの連載「いただきます」の料理担当です。

『朝日新聞』で昨日19日からはじまった連載記事「わたしの料理」。
その第1回の「わたし」が「阿部一郎さん」で「料理」は「すすぎ鍋」です。
​しかも、記事の取材、構成もフォーラム仲間の栗田優美さん。

記事は、朝日新聞デジタル版の無料会員登録でご覧いただけます。
https://digital.asahi.com/articles/ASL9V4GZ2L9VUTFL002.html?iref=pc_ss_date


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たくみ割烹店は鳥取駅近くにある老舗の郷土料理店で、鳥取を拠点に民芸運動を実践した吉田璋也の設計。
阿部さんは鳥取出身で、東京の「ざくろ」で修行後地元でお店をやってきました。
写真ではレンズの都合?で小さく見えますが、じつは巨漢。
大きな体に優しい笑顔の阿部さん、しばらく会っていませんが、老けましたね・・・お互い様ですが。
久野恵一さんとは旧知の友で、手仕事フォーラムの創設期からさまざまにご支援くださっています。

お店の看板メニュー「すすぎ鍋」はしゃぶしゃぶの元祖だそうです。
阿部さんがつくるゴマだれで美味しくいただいたことがありますが、それを家庭でも味わえるレシピが掲載されています。
ぜひお読みください。
| 大橋正芳 | お知らせ | 08:25 | - | - |
「手仕事さんぽ」10月の記事は「大洲和紙」です。
和紙の産地として、県内の西から東まで手漉き和紙が盛えた愛媛県。
東予地域においては周桑和紙、伊予和紙、南予地域においては大洲和紙。
少なくはなりましたが、現在も手漉きによって紙が作り続けられています。

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商品が包まれたこの和紙は、少しベージュがかった生成りです。
真っ白だと浮いてしまう空間でも、この生成り色はすっと馴染みます。
包装を解いたあとの和紙は、ブックカバーにでもしたいと思い、次の出番を待っています。

藤岡 葵
| 管理人 | お知らせ | 08:54 | - | - |
鹿児島の可否館

鹿児島には珈琲の名店「可否館」があります。

(盛岡・光原社の中にも同じ名前のカフェがありますが、関係はありません)

 

マスター自ら選んだ豆を自家焙煎し、

ネルドリップで珈琲を供する専門店です。

民芸好きのマスターが自らの眼で選んだ品も

古いもの今のものを問わず店内に置いていて、

物によっては購入することもできます。

 

器をはじめ椅子、棚など、あらゆるところに

民芸を愛するマスターのこだわりが感じられます。

 

カウンターの椅子は全て松本民芸家具のウィンザーチェア。

もちろん椅子敷はノッティング。

40年以上使っているこのノッティングは、

相当使い込まれて薄くなってしまっていますが、

全く違和感がなく、むしろ椅子と一体感があるように感じます。

 

店内はジャズが流れ、美味しいコーヒーとともに

落ち着いたひと時を過ごすことができます。

並べられている民芸の品々を眺めるのも良いでしょう。

鹿児島を訪れる折にはぜひ訪ねてみて下さい。

 

10/20からは、尾山台・手しごと(http://oyamadai-teshigoto.com/)にて、

「珈琲のうつわ」展がはじまります。

期間中は手仕事の器で、可否館の珈琲をお試しいただけます。

ブレンドの豆もご用意していますので、是非いらして下さい。

(「可否館」ロゴはオリジナルの柚木沙弥郎さんデザインのものです)

| 久野民樹 | いろいろ | 12:43 | - | - |
小鹿田焼災害復興の報告会

小鹿田焼の「災害復興報告会」が大分県日田市で開催され、

手仕事フォーラムを代表して出席させていただきました。

 

当日は大分県知事や日田市長が来賓として出席されるとともに、

地元企業など、今回の災害復興を支援された多くの方々が招かれました。

 

黒木昌伸さんが写真とともに復旧状況を報告。

被害を受けた採土場や唐臼、水路などは復旧工事が完了。

災害以前とほぼ変わらない生産体制が整ったということです。

 

迅速かつ着実に復旧が進んだのは、小鹿田の皆さんの強いつながりと、

復旧を牽引した方々の強いリーダーシップがあったからこそでしょう。

背景には、長年に渡って築かれてきた小鹿田の歴史と実績があるのだろうと感じました。

 

今回の小鹿田焼支援募金には、フォーラム会員をはじめ、お店やお店のお客様、

作り手の皆さんなど、多くの方々からご支援をいただきました。

厚く御礼を申し上げます。

 

10/13からは昨年開催できなかった民陶祭が再開されます。

多くの方が訪れることでしょう。

 

 

 

| 久野民樹 | 報告 | 17:15 | - | - |
民藝のある町

9月にあった倉敷での公開フォーラムで、本染手織研究所の石上梨影子さんが、美観地区の町並みを守った外村吉之介の功績を紹介してくださいました。「古いものを壊して新しくすることがはやりだった」戦後まもなく、賛同者も少ない中で町並みを残そうと尽くしたのは、牧師としてヨーロッパを巡った経験が大きい、というお話でした。

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そんなことを知って町を歩くと、景色がまた違って見えます。当時の植栽も大事な景観の一部です。

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そして、町のそこここにある民藝の逸品。つくり手の存在もさることながら、プロデュースした人の力を改めて感じます。

 

プロデューサーといえば、外村と同じ年の生まれで、鳥取で民芸運動を実践したのが吉田璋也でした。訳あって、ここ数カ月、この人の研究をしています。近々、成果をご紹介できると思います(最後は宣伝になりました)。

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| 大部優美 | いろいろ | 23:14 | - | - |
大原さんの聖書と十字架

外村先生の残された美しい十字架の話に続いて、大原本邸(旧大原家住宅)で見かけた聖書と十字架を紹介します。

大原孫三郎さんは、キリスト教の洗礼を受けていたため、使い込まれた聖書と、十字架がモチーフのデザインが展示されていました。

大原美術館で最も有名な絵画の1つ、エル・グレコの『受胎告知』は聖母マリアが描かれたものです。

大原さんが行った数々の慈善活動と文化活動は、キリスト教の思想と理念に基づくものが多くあります。

美しい倉敷の街は、外村先生と大原孫三郎さん、2人の信仰により後世に残されたものがたくさんあり、今度は「キリスト教」という観点からこの街を歩いて学んでみたいと思っています。

書き込みがされ、使い込まれた聖書

 

孤児院で使用されたマーク

 

病院で使われたマーク

 

| 瀬部和美 | 調べる | 21:36 | - | - |
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