手仕事フォーラムblog

手仕事フォーラムのメンバーが、日々発見した事や物をお届けします
秋のごはん

先日の小神野さんのblog(⇒秋のおやつ (09/28))に倣いまして、私もさつまいも料理を紹介します。

さつまいもごはんです。

栗ごはんが大好きなのですが、とても手間がかかるのでなかなか食べられないなぁと思っていたら、数年前に栗の代わりにさつまいもを使うのも美味しいというのを本で読み、それ以来我が家の秋の定番メニューです。

お米を炊くときに、皮付きのまま切ったさつまいもを入れるだけ。

塩とお酒はお好みで。

もち米を混ぜなくても、おいもの澱粉でもっちりと炊き上がります。

なんとなく秋の気候が似合うように感じる楢岡焼のお茶碗でいただきます。

炊き立ても美味しいですが、冷めたものに温かいお茶をかけても、一層甘みを感じて美味しいですよ。

| 瀬部和美 | 食べる | 06:00 | - | - |
箕が!

先日、鎌倉のもやい工藝さんを訪れました。

帰り道、お土産に『鳩サブレー』を買おうと豊島屋さんに寄り、『鳩サブレー』以外のものも見ていると、何と箕を発見!

『鎌倉の彩(かまくらのいろどり)』というお菓子で、箕を器として、名前のとおり色とりどりの美しい干菓子が箕の上に乗せられています。

とても可愛らしく、美味しそうだったので、購入して帰りました。

「器の箕もお菓子でございます。」から始まる説明文がちゃんと付けられていて、文中に箕は山芋をすりおろし、和三盆糖に寒梅粉などを加えて作られていることが書いてあります。

割って食べてみると、はったい粉に似た素朴な甘みでとても美味しいです。

箕が作物などを取り入れたり、運んだり、容器として入れておいたり、と様々な使われ方をした優れた民具であることを伝えてくれる素敵なお菓子です。

店員さんによると、干菓子は季節により、いろいろなものに変わるとのことです。

私が購入したものは「秋」がたくさん詰まっています。

豊島屋さんに行かれる機会がありましたら、可愛らしい箕をご覧になってみてください。

(お取り扱いのある店舗とない店舗があるそうなので、ご注意を。)

 

| 瀬部和美 | 食べる | 06:00 | - | - |
盛岡に小鹿田焼の名店あり

料理を注文することも忘れて、皿談義に盛り上がってしまいました。

 

小鹿田焼の名店といっても、今川焼きや広島焼きとは違います。

久野さんの案内で小鹿田の皿を多数使っている店に行きました。

全国フォーラム初日懇親会の二次会です。

 

坂本浩二窯の物が多いようですが、一雄さんの皿もあり、

浩二さんも「これは親父のだ」と嬉しそうでありました。

なかには割れた皿を丁寧に金継ぎしたものもありますが、

「生産者としては割れたら新しいのを買ってもらわないと」と浩二さん。

白の化粧土の色合いから、地元で採取されたものを使っていた時代(やや黄色)と、

天草方面から仕入れるようになった時代(きれいな白)の違いや、

高台のとり方の特徴など、話はつきませんでした。

この小どんぶりは、この店の名物である炊き餃子を取り分けるもの。

今回は使うことはありませんでしたが、次回は是非とも食べてみたい。

店の二階は座敷でくつろげる空間です。

ここに倉敷段通が敷かれていたらさぞや気持ちのよいことでしょう。

 

かくして盛岡の夜は更けて行くのでした。

 

トイレのシンクも小鹿田焼でした。

 

訪れた店: オクムラ

| 中村裕史 | 食べる | 18:59 | - | - |
静岡の石橋うなぎ店

静岡スタディーツアーの翌日は、残ったメンバー数人で、久野恵一さんも足しげく通ったという静岡の石橋うなぎ店へ。

メニューはうなぎ一本焼き定食のみ(だと思われる)。ご飯を大盛りにするか否かだけを聞かれ、大盛りを注文。

ご飯は曲げわっぱに入っていますが、大盛り用のわっぱがあるわけではなく、蓋が閉まりきらない状態で運ばれてきました。

うなぎは、しっぽが皿からはみ出る大きさで、私は緊急避難的にお新香の器に掛け、テーブルに着くのを避けました。

もっと長い皿を用意すればとも思いますが、これが醍醐味なのでしょう。

タレは甘辛のシッカリとした味付けですが、不思議と最後まで飽きがきません。全員完食して大満足いたしました。

 

もちろん、スタディーツアーの延長でもありますので、うなぎの前には松本民芸家具などを扱う花森家具店へ。

花森さんがお茶を出してくれて、しばし歓談。その後、めいめい椅子の座り心地を試しました。

取り敢えず、端から全部座ってみます。

店内に飾られている品々もどれも素晴らしく、しばし憩いのひと時を過ごしました。

 

 

久野民樹さんは花森さんと真剣に打合せの様子。

 

椅子の座面を編む職人も、高齢化等々で、なかなかに継承が難しい状況だそうです。

 

立ち去りがたくもありましたが、この後、うなぎ店へと移動したのでした。

 

 

| 中村裕史 | 食べる | 18:54 | - | - |
“ひっぱりうどん”
山形の新庄で行われた『雪調を学ぶ会』に参加し、地元の美味しいものを沢山ご馳走になりました。
その中のひとつが「ひっぱりうどん」。



ひっぱりうどんとは、保存のきくサバ缶、納豆等を乾麺のうどんと混ぜて食べるという、
寒い地域ならではの郷土料理だそうです。
鍋から直接ひっぱり上げて食べることから「ひっぱりうどん」とか「引きずりうどん」と呼ばれるとか。



地元の方にレクチャーして頂きながら、うどんが茹で上がるまで具材の準備!
今回は、刻んだネギ、納豆、かつお節に醤油でしたが、
卵をいれたりサバ缶をツナ缶にしたりとアレンジは様々あるそうです。





実はサバ缶が苦手で一杯目は入れなかったのですが、二杯目に試しに入れてみたら・・・凄く美味しい!!
今も受け継がれる料理や伝承野菜、食べ方に触れ、
その土地で暮らす人々の生活を少しですが垣間見ることが出来た旅となりました。

仙台・佐藤友美
| 管理人 | 食べる | 19:23 | - | - |
鹿児島*指宿からの春の使者

寒風に身を縮めるようにして覗き込んだ店頭で、青々と弾けんばかりの蚕豆が山積みになっていた。

 

さやごとグリルに放り込んで、焦げ目がついた頃合いを見計らって火を止め、

ひと呼吸置いたら、指宿から来た蚕豆と同郷の龍門司窯(鹿児島)の大皿に盛る。以上!

しかし、このふちの優しく透明感のある緑釉と飴釉、その色合いと何気ない入り方がいつ見ても絶妙で悶える。。。
皮ごと隠岐の『海士の塩』をちょんとつけて、ぱくっ!

少し青くさく、甘くて滋養に富んだ味わいを、塩っ辛い塩が引き立てる。

春が一足ずつ近づいている喜びを胸に、もうひとつ、もうひとつ・・・

そういえば、もう暦の上では春なのだ。

 

| 指出有子 | 食べる | 11:20 | - | - |
倉敷緞通・瀧山さんの「野菜」
]

倉敷緞通の瀧山さんに注文した、有機無農薬で育てた野菜が届きました。
瀧山さん、この春から緞通製作の傍ら、ご実家の畑仕事に奮闘中なのだそうです。
と言っても、ちゃんと有機認証も取得して出荷しているのですから、片手間にはできない仕事。
いくらド根性の瀧山さんとは言え、緞通製作との二足のわらじ生活をどのように切り盛りされているのでしょう?


そろそろおしまいと言うレタスは、届いてすぐにサンドイッチでいただきました。シャキシャキ!
え、耳くらいカットしようよ?いえいえ、耳も美味しい食パンですから、いいんですこれで。
食べ物に感謝しながらよく咀嚼しましょう。美容と健康のためにも。
(美しい皿は温泉津焼 森山窯。グラスは熊野本宮ガラス。夏仕様の麻のテーブルセンターは浜松ぬいや・山内武志さん)



ずっしり身の詰まった太ーいズッキーニは、シンプルに輪切りしてオリーブオイルでソテー。
味付けは塩胡椒だけ。みずみずしくきめ細かい肉質と爽やかな香り、そして甘さは感激ものでした。
(小皿は沖縄・照屋窯)


新ジャガは丸ごと茹でて、ポテトサラダに。ほっくほく!
これからは夏野菜が鈴なりになって収穫と出荷に追われる日々となることでしょう。
瀧山さん、頑張ってください!
| 指出有子 | 食べる | 10:34 | - | - |
「さわのはな」と「あきたこまち」

手仕事フォーラムでは、農業も手仕事のひとつと考え、安心安全な農作物を作る農家さんを応援しており、山形県新庄市の佐藤恵一さんのお米を毎年販売させて頂いています。

無農薬無化学肥料で栽培された「さわのはな」と減農薬で栽培された「あきたこまち」です。

 

手仕事フォーラムの集いで何度か「さわのはな」を食べさせて頂き、その美味しさを知っていたので、家族にも食べさせたいと秋に新米を注文したところ、4歳の甥っ子がよく食べるよく食べる・・・安全なものは美味しい、そして美味しいものは子どもにもわかることを実感しました。

 

今回は、「さわのはな」と「あきたこまち」を5キロずつ注文してみました。

早速、食べくらべてみます。

「さわのはな」は味が濃く、噛むほどに旨味が感じられる美味しさで、「あきたこまち」は華やかな甘さという感じの美味しさで「こまち」という名前がよく似合います。

 

「さわのはな」は、昭和36年に山形県尾花沢で生まれますが、肥料が多いと伸びて倒れやすく、少ないと収穫量が少なくなり、胚芽が大きく精米への歩留まりが悪いため、販売には適さず、一部の農家の方だけが自家用に作り続けたお米です。

以下は、佐藤さんの言葉です。

「戦後の東北・山形が生んだ文化遺産ともいうべきこの在来種をトラストにかけます。きたるべき遺伝子組み換えイネを撃つために。作る人、食べる人が共に手をたずさえ、燎原を焼き尽くすような運動を始めましょう。」

私たちは、食べることで作る人を支えていきたいと思います。

 

美味しいものは美味しい、その美味しさを手仕事のうつわで味わってみませんか?
どちらも冷めても美味しいので、これからの季節、おにぎりにしてお花見に持っていくのにぴったりです。

ご注文は手仕事フォーラム事務局で承っております。

 

 

| 瀬部和美 | 食べる | 18:01 | - | - |
八尾でいただきました。
「富山・八尾手仕事フォーラム」の語り忘れた話題を・・・
今回は、お昼にいただいた料理が美しかった!というお話。

10月10日の午後に上新町公民館で開かれた公開フォーラムを前に、公民会の2階で昼食をいただきました。
用意されていたのは、八尾で知られた「寿司一」の鱒寿司とのり巻き。そして地元の料理。これが最高!!

お椀はのっぺい(汁)、お皿にはススタケ、べっこう、マコモタケとこんにゃく、そして「赤巻」と「昆布巻」のかまぼこ。

昼食は、このフォーラムを切り盛りしてくださった八尾出身の吉田知世さんが準備をしてくださったのですが、
八尾自慢の鱒寿司の他に、知世さんの身内の方が前日から用意してくださった料理が並んでいました。
これが何よりも美味しかった。そして美しかった。

のっぺい
大根、人参、里芋、椎茸、コンニャクと焼き豆腐。そして葛のとろみの上品な出汁。

べっこう
寒天入りの出汁に溶き卵を流し込んで固めた姿が“鼈甲”に似ています。
この美しい姿がお祝いやお祭りに欠かせない料理なのだそうです。

左:マコモタケとこんにゃくの煮しめ
右:漬け物(たくあんと奈良漬け)
マコモタケは八尾の西隣、山田地区で栽培が盛んなイネ科の植物。この時期が旬。
優しい出汁の味と独特の歯触りが美味。
真っ白な大根の漬け物は「たくあん」と呼ばれていますが、麹漬けでしょうか。
キュウリとミョウガの自家製奈良漬けは、地元の酒蔵の酒粕を使っているそうです。
美味しい!!お酒といっしょならなお美味しい、だろうね。

吉田家の料理は薄味ながら出汁がしっかり。材料の味も食感も色も活かされていて、
舌にも目に美味しい。
心のこもった郷土の料理に感謝しつつ、地酒といっしょでなかったのが心残りです。
| 大橋正芳 | 食べる | 21:42 | - | - |
“あべいち” in『翼の王国』
“あべいち”こと、鳥取「たくみ割烹」の阿部一郎さんが、
ANAの『翼の王国』5月号で満面の笑みを見せています。

阿部さんは、鳥取と縁の深い久野恵一さんの気心の知れた友人で、
手仕事フォーラム立ち上げメンバーのひとりです。
ホームページの連載「いただきます」で、旬の食材を使ったおいしいものを紹介しているので、
料理をご存知の方は少なくないはずですが、ご本人は・・・写真の通りです。



「日本の誇る、日本の価値」を内外に伝える「Tastes of JAPAN by ANA」で、
鳥取が誇る「鳥取和牛オレイン55」というがブランド和牛が取り上げられて、
それをいわゆる「しゃぶしゃぶ」で提供するたくみ割烹の阿部さんが載っていて、
サービス満点のすてきな笑顔!!です。

今月中にANAに搭乗することがありましたら、ぜひともご覧ください。


蛇足:
鳥取駅近くに、「鳥取民藝美術館」と「たくみ工芸」と「たくみ割烹」が並んでいますが、
これをつくったのが民藝運動に貢献した医師の吉田璋也で、
軍医として赴任した中国で知った羊肉料理を戦後、牛肉に変えて伝え、大阪の料理屋が「しゃぶしゃぶ」と名付けた・・・らしい。
たくみ割烹では、今も吉田が名付けたしゃぶしゃぶの原点「すすぎ鍋」を提供しています。


| 大橋正芳 | 食べる | 06:58 | - | - |
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< December 2017 >>
リンク集
最近の記事
カテゴリー
最近のコメント
バックナンバー
最近のトラックバック
ライタープロフィール