手仕事フォーラムblog

手仕事フォーラムのメンバーが、日々発見した事や物をお届けします
“ひっぱりうどん”
山形の新庄で行われた『雪調を学ぶ会』に参加し、地元の美味しいものを沢山ご馳走になりました。
その中のひとつが「ひっぱりうどん」。



ひっぱりうどんとは、保存のきくサバ缶、納豆等を乾麺のうどんと混ぜて食べるという、
寒い地域ならではの郷土料理だそうです。
鍋から直接ひっぱり上げて食べることから「ひっぱりうどん」とか「引きずりうどん」と呼ばれるとか。



地元の方にレクチャーして頂きながら、うどんが茹で上がるまで具材の準備!
今回は、刻んだネギ、納豆、かつお節に醤油でしたが、
卵をいれたりサバ缶をツナ缶にしたりとアレンジは様々あるそうです。





実はサバ缶が苦手で一杯目は入れなかったのですが、二杯目に試しに入れてみたら・・・凄く美味しい!!
今も受け継がれる料理や伝承野菜、食べ方に触れ、
その土地で暮らす人々の生活を少しですが垣間見ることが出来た旅となりました。

仙台・佐藤友美
| 管理人 | 食べる | 19:23 | - | - |
鹿児島*指宿からの春の使者

寒風に身を縮めるようにして覗き込んだ店頭で、青々と弾けんばかりの蚕豆が山積みになっていた。

 

さやごとグリルに放り込んで、焦げ目がついた頃合いを見計らって火を止め、

ひと呼吸置いたら、指宿から来た蚕豆と同郷の龍門司窯(鹿児島)の大皿に盛る。以上!

しかし、このふちの優しく透明感のある緑釉と飴釉、その色合いと何気ない入り方がいつ見ても絶妙で悶える。。。
皮ごと隠岐の『海士の塩』をちょんとつけて、ぱくっ!

少し青くさく、甘くて滋養に富んだ味わいを、塩っ辛い塩が引き立てる。

春が一足ずつ近づいている喜びを胸に、もうひとつ、もうひとつ・・・

そういえば、もう暦の上では春なのだ。

 

| 指出有子 | 食べる | 11:20 | - | - |
倉敷緞通・瀧山さんの「野菜」
]

倉敷緞通の瀧山さんに注文した、有機無農薬で育てた野菜が届きました。
瀧山さん、この春から緞通製作の傍ら、ご実家の畑仕事に奮闘中なのだそうです。
と言っても、ちゃんと有機認証も取得して出荷しているのですから、片手間にはできない仕事。
いくらド根性の瀧山さんとは言え、緞通製作との二足のわらじ生活をどのように切り盛りされているのでしょう?


そろそろおしまいと言うレタスは、届いてすぐにサンドイッチでいただきました。シャキシャキ!
え、耳くらいカットしようよ?いえいえ、耳も美味しい食パンですから、いいんですこれで。
食べ物に感謝しながらよく咀嚼しましょう。美容と健康のためにも。
(美しい皿は温泉津焼 森山窯。グラスは熊野本宮ガラス。夏仕様の麻のテーブルセンターは浜松ぬいや・山内武志さん)



ずっしり身の詰まった太ーいズッキーニは、シンプルに輪切りしてオリーブオイルでソテー。
味付けは塩胡椒だけ。みずみずしくきめ細かい肉質と爽やかな香り、そして甘さは感激ものでした。
(小皿は沖縄・照屋窯)


新ジャガは丸ごと茹でて、ポテトサラダに。ほっくほく!
これからは夏野菜が鈴なりになって収穫と出荷に追われる日々となることでしょう。
瀧山さん、頑張ってください!
| 指出有子 | 食べる | 10:34 | - | - |
「さわのはな」と「あきたこまち」

手仕事フォーラムでは、農業も手仕事のひとつと考え、安心安全な農作物を作る農家さんを応援しており、山形県新庄市の佐藤恵一さんのお米を毎年販売させて頂いています。

無農薬無化学肥料で栽培された「さわのはな」と減農薬で栽培された「あきたこまち」です。

 

手仕事フォーラムの集いで何度か「さわのはな」を食べさせて頂き、その美味しさを知っていたので、家族にも食べさせたいと秋に新米を注文したところ、4歳の甥っ子がよく食べるよく食べる・・・安全なものは美味しい、そして美味しいものは子どもにもわかることを実感しました。

 

今回は、「さわのはな」と「あきたこまち」を5キロずつ注文してみました。

早速、食べくらべてみます。

「さわのはな」は味が濃く、噛むほどに旨味が感じられる美味しさで、「あきたこまち」は華やかな甘さという感じの美味しさで「こまち」という名前がよく似合います。

 

「さわのはな」は、昭和36年に山形県尾花沢で生まれますが、肥料が多いと伸びて倒れやすく、少ないと収穫量が少なくなり、胚芽が大きく精米への歩留まりが悪いため、販売には適さず、一部の農家の方だけが自家用に作り続けたお米です。

以下は、佐藤さんの言葉です。

「戦後の東北・山形が生んだ文化遺産ともいうべきこの在来種をトラストにかけます。きたるべき遺伝子組み換えイネを撃つために。作る人、食べる人が共に手をたずさえ、燎原を焼き尽くすような運動を始めましょう。」

私たちは、食べることで作る人を支えていきたいと思います。

 

美味しいものは美味しい、その美味しさを手仕事のうつわで味わってみませんか?
どちらも冷めても美味しいので、これからの季節、おにぎりにしてお花見に持っていくのにぴったりです。

ご注文は手仕事フォーラム事務局で承っております。

 

 

| 瀬部和美 | 食べる | 18:01 | - | - |
八尾でいただきました。
「富山・八尾手仕事フォーラム」の語り忘れた話題を・・・
今回は、お昼にいただいた料理が美しかった!というお話。

10月10日の午後に上新町公民館で開かれた公開フォーラムを前に、公民会の2階で昼食をいただきました。
用意されていたのは、八尾で知られた「寿司一」の鱒寿司とのり巻き。そして地元の料理。これが最高!!

お椀はのっぺい(汁)、お皿にはススタケ、べっこう、マコモタケとこんにゃく、そして「赤巻」と「昆布巻」のかまぼこ。

昼食は、このフォーラムを切り盛りしてくださった八尾出身の吉田知世さんが準備をしてくださったのですが、
八尾自慢の鱒寿司の他に、知世さんの身内の方が前日から用意してくださった料理が並んでいました。
これが何よりも美味しかった。そして美しかった。

のっぺい
大根、人参、里芋、椎茸、コンニャクと焼き豆腐。そして葛のとろみの上品な出汁。

べっこう
寒天入りの出汁に溶き卵を流し込んで固めた姿が“鼈甲”に似ています。
この美しい姿がお祝いやお祭りに欠かせない料理なのだそうです。

左:マコモタケとこんにゃくの煮しめ
右:漬け物(たくあんと奈良漬け)
マコモタケは八尾の西隣、山田地区で栽培が盛んなイネ科の植物。この時期が旬。
優しい出汁の味と独特の歯触りが美味。
真っ白な大根の漬け物は「たくあん」と呼ばれていますが、麹漬けでしょうか。
キュウリとミョウガの自家製奈良漬けは、地元の酒蔵の酒粕を使っているそうです。
美味しい!!お酒といっしょならなお美味しい、だろうね。

吉田家の料理は薄味ながら出汁がしっかり。材料の味も食感も色も活かされていて、
舌にも目に美味しい。
心のこもった郷土の料理に感謝しつつ、地酒といっしょでなかったのが心残りです。
| 大橋正芳 | 食べる | 21:42 | - | - |
“あべいち” in『翼の王国』
“あべいち”こと、鳥取「たくみ割烹」の阿部一郎さんが、
ANAの『翼の王国』5月号で満面の笑みを見せています。

阿部さんは、鳥取と縁の深い久野恵一さんの気心の知れた友人で、
手仕事フォーラム立ち上げメンバーのひとりです。
ホームページの連載「いただきます」で、旬の食材を使ったおいしいものを紹介しているので、
料理をご存知の方は少なくないはずですが、ご本人は・・・写真の通りです。



「日本の誇る、日本の価値」を内外に伝える「Tastes of JAPAN by ANA」で、
鳥取が誇る「鳥取和牛オレイン55」というがブランド和牛が取り上げられて、
それをいわゆる「しゃぶしゃぶ」で提供するたくみ割烹の阿部さんが載っていて、
サービス満点のすてきな笑顔!!です。

今月中にANAに搭乗することがありましたら、ぜひともご覧ください。


蛇足:
鳥取駅近くに、「鳥取民藝美術館」と「たくみ工芸」と「たくみ割烹」が並んでいますが、
これをつくったのが民藝運動に貢献した医師の吉田璋也で、
軍医として赴任した中国で知った羊肉料理を戦後、牛肉に変えて伝え、大阪の料理屋が「しゃぶしゃぶ」と名付けた・・・らしい。
たくみ割烹では、今も吉田が名付けたしゃぶしゃぶの原点「すすぎ鍋」を提供しています。


| 大橋正芳 | 食べる | 06:58 | - | - |
手仕事学習の旅 沖縄そば巡り
沖縄グルメと言えば…?
数え切れないほどありますが今回の手仕事の旅で満喫したのはなんといっても沖縄そば!

厳密には沖縄弁でそばのことを「すば」と言います。夏の暑さが厳しい沖縄にぴったりのスタミナ料理として名店がそろっています。
では今回の沖縄手仕事の旅で訪れた沖縄すばをご紹介しましょう。

‘秒ゆいまーる

やちむんの里や北窯でもお馴染み読谷村にある定食屋さん。
沖縄すば以外にもバラエティー豊富な沖縄料理がお腹いっぱいいただけます。



私がいただいたのは「ソーキすば」。平たくて大きなソーキが乗り、スープにはコクのあります。ソーキからはかなり油とダシが出るので紅生姜を乗せたほうがあっさりします。
独特のちぢれ麺は太くしっかりしている上に量がたっぷりなので大満足。

沖縄風炊き込み御飯「ジューシー」がいいお口直しになります。

併設の売店では読谷全ての窯元の焼き物が揃っています。

御殿山(ゆんたく)そば

この日は沖縄すばの名店ゆんたくへ。
古民家のような落ち着く店内のメインメニューはソーキすばと沖縄すばと胚芽すばの三種類。



私はあえて胚芽すばを選んでみました。
ネギと紅生姜がたっぷり乗ったせいかスープは鰹だしが効いて少しあっさりめ。
麺は胚芽が練りこんであるからか歯ごたえがしっかりしています。
沖縄すばの三枚肉は醤油で煮詰めてあるのか、味が濃くて合います。

H崕蠶癲覆个鵑犬紊討ぁ

団体での手仕事の旅を終えた後、残った人で久野さんに連れて行ってもらった読谷にあるそば屋。
かつて番所があった地域にちなんだ店名です。



「すば」(沖縄すばのこと)をいただきました。
麺はウコンを練りこんであり、少し柔らかめです。
スープは鰹だしが効いて、飲み干してしまうほど。
たっぷり乗った生姜と三枚肉の相性も抜群です。
ここの名物「フェーレーそば」(てびちと三枚肉とソーキ入り)も気になりますね。ちなみにフェーレーとは番所を通ったであろう山賊が食べていたという逸話も。

県内に2000店舗以上はあるといわれている沖縄すば。
お店の作り手ごとの工夫とこだわりが、味に個性を生んでいました。
| 樫田那美紀 | 食べる | 21:00 | - | - |
手仕事学習の旅in沖縄〜琉球料理編〜

 2月6日(金)から、手仕事フォーラム会員の学習の旅に来ています。

場所は沖縄!私は初めての沖縄で、文化の違いや歴史の複雑さに早くも衝撃を受けまくりです。

そして旅の1日目から、本格的な琉球料理をいただくことに。

場所は、西大(にしおお)学院という料理学校で、料理だけでなく、文化や教養を幅広く学ぶ女性のための学校です。


美味しい料理を頂く前に、理事長の西大八重子先生より琉球料理のルーツなどについての講義。

沖縄野菜を手にする先生。黄色いのは島にんじん。

もとは琉球王国を訪れた中国の使者をもてなすための料理、冊封料理がルーツなのだそうで、言われてみれば料理名も中国料理に近いものもあります。


本膳形式で、この日は三の膳までありましたが、正式なものはメイン4品と汁物、デザートが1セットで、これが4回出されると言うから驚きです。

上の写真は一の膳。左上は、おなじみ「じーまみー豆腐」。落花生のお豆腐です。

二の膳。左下は「菜飯」と言って、鹿児島の鶏飯とよく似ています。

ちなみに、高野山の友人たちにこの写真を見せたら「沖縄行っても精進料理食べてるん?」と言われました。高野山の精進料理も本膳形式ですからね。

精進料理ではないので、こちらは肉も魚もふんだんに使われています。しかし、様々な出汁で味を出すことで濃い味付けをしなくとも、滋味豊かな味わいを生かすところは精進料理に相通じるところもあります。

中国、韓国、そして日本、様々な文化の融合をこの料理ひとつで感じますね。


初日からとても有意義な濃い〜沖縄の旅。これからの皆さんの報告をお楽しみに。

| 田代美由紀 | 食べる | 12:40 | - | - |
桜島の味と香り
手仕事フォーラム代表・久野恵一さんが年末恒例の九州の旅から帰ると、
久野さんを追いかけるように「桜島小みかん」が飛んできます。


直径5センチにも満たない小さなみかんがぎっしり並んだ箱は、まるでオレンジ色の宝箱。
その箱の側面を見ると・・・「正味重量」が「○○Kg」ではなくて、
なんと「満杯詰」!!


“食いしん坊”の久野さんの顔が浮かびます。

鹿児島・桜島特産のみかん「サクラジマミカン(またはサクラジマコミカン)」は、
世界一小さなみかんとしてギネスに認定されているそうです。


みかんの表面を見ると灰色に汚れていますが、これは露地栽培のみかんに付いた火山灰で、
ほんのりと硫黄の匂いがします・・・桜島出身の証を身にまとっているんですね。

1個平均50g・・・小さな小さな1袋は1g弱・・・小さいながらもちゃんと種があります。


宝石のような、甘さの濃いおいしいみかんです。
| 大橋正芳 | 食べる | 08:25 | - | - |
ダイエットのお供
ここ数年の私の悩みは、年々、徐々に太ってきていることでした。
毎年春にある会社の健康診断では7年間、毎年1キロずつ体重が増えています。
あぁ、なんてこと・・・と思いながらも、運動大嫌い、食べるの大好きの生活では痩せるわけがありません。
夜9時ごろまで会社にいて帰宅。平日の晩ごはんは夜の11時ごろになります。
「こんな時間にたくさん食べたら消化にも悪いし、また太ってしまう、でも我慢してイライラするのは嫌だー!!」
そんな葛藤の中で思いついたのが「子供茶碗ダイエット」です。

痩せたいならば、お米の量を減らすのは必須。でもこれがなかなか難しいのです。
お茶碗にご飯をよそうときに半分ぐらいにすればいいと思いつつも、ついついたくさん盛ってしまいます。大きいお茶碗にご飯が少しだと寂しくなっちゃうんですよね、きっと。
そこで、お茶碗を小さくしてみようと思いましたが、せっかく大好きな手仕事の器に囲まれているのに、子供用のメラミンの食器は使いたくない・・・
実は私が愛用している有田・大日窯のお茶碗、ちゃんと子供用が作られているのですね。



左がこれまで愛用していた女性用のお茶碗。右が子供用お茶碗です。



上から見るとこれぐらいの違いがあります。



これにご飯をちゃんと盛って食べると、あら不思議。ちゃんと満足感があります。
見た目にご飯がお茶碗いっぱいよそわれているという安心感と、きちんと作られた手仕事のもので食べる幸福感がもたらすものではないでしょうか。
お隣は、同じく大日窯の豆皿です。

しっかり働いて帰ってきたのだから、いろんな我慢はしたくないですよね。我慢はリバウンドの要因ともなりますし。
私も遅い時間は子供用お茶碗ですが、休日や早く帰れた日、また炊き込みごはんなどのお米がメインの献立の時には大人用お茶碗を使っています。
なんともゆるふわなダイエットですが、この夏で3キロ体重が減りました!

なかなか楽しいダイエットですよ。痩せたい方はぜひお試しあれ。



| 瀬部和美 | 食べる | 18:04 | - | - |
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