手仕事フォーラムblog

手仕事フォーラムのメンバーが、日々発見した事や物をお届けします
行って見て思い出すことなど

やちむんの大鉢と神楽の窯の碗が並べて置いてあった時に写真を撮っていました。

半年くらい前でしょうか。

最初は気づきませんでしたが、

しばらくして久野恵一さんが『日本の手仕事をつなぐ旅』に書いていたことを思い出しました。

沖縄の呉須唐草模様を自分の窯の製品に展開した話です。

物の並べ方は、魅力を伝える上で大切ですね。

また行こうと足が向きます。

| 中村裕史 | いろいろ | 18:48 | - | - |
森山窯へ

先日の鳥取行きの後は、短い時間でしたが島根へ。

湯泉津の森山さんの工房にお邪魔してきました。

奥様手作りの美味しいお菓子でもてなして下さいました。

昨年から弟子入りしたMさんが頑張っており、早くも湯呑みなどを挽いているそう。

出来も良く、森山さんご夫妻も喜んでいらっしゃいました。

20代前半の若さならではでしょうか。早い成長、これからがますます楽しみです。

お二人が仕事に戻ると、工房に静かな緊張感が生まれます。

この空気も森山さんの不思議な魅力に感じます。

| 久野民樹 | いろいろ | 18:38 | - | - |
小鹿田焼展

愛媛県松山市 ロサにて26日から

小鹿田焼展が始まりました。

今年で7〜8回目になります。

 

 

毎年作り手さんにお越しいただくわけでもなく、

新作がバンと出るわけでもなく、

毎年同じように展示販売していますが、

毎回楽しみに足を運んでくださるお客様が絶えません。

小鹿田焼そのものの魅力を改めて感じます。

 

小鹿田焼の魅力の理由を、広くお客様と共有したいという思いで、

今年ももやい工藝の久野民樹さんにお話会を開いていただきました。

初めて参加される方が多かったので、

小鹿田焼とはというところからわかりやすく説明していただき、

世代交代している今の小鹿田焼の各窯元についても

詳しくお話くださいました。

 

世代交代しても、毎年変わらない小鹿田焼の凄さ。

それを選ぶ目に助けられ今年も良いスタートをきれました。

(会期は6月1日までです!)

 

門田真記子

| 門田真記子 | いろいろ | 00:46 | - | - |
ROSA「小鹿田焼展」へ

「小鹿田焼展」開催中の松山・ROSAへ行ってきました。

初日はたくさんのお客さんで賑わったそうで、何よりです。

 

夜はお話の会をさせていただきました。

慣れない、拙い話でしたが、皆さん熱心に聞いてくださり、

とてもありがたかったです。

終了後は、皆さんそれぞれお気に入りの器を熱心に探されている姿が印象的でした。

 

近くのRICO SWEETSさん特製の小鹿田焼クッキー。

昨年は刷毛目模様でしたが、今年はトビカンナ模様。

熱心なファンがいることが素晴らしいです。

 

小鹿田焼展はまだ続きます。

お近くの方はぜひお運びください。

| 久野民樹 | いろいろ | 06:44 | - | - |
小鹿田の仕事風景

柳瀬晴夫窯をのぞくと、晴夫さんの奥様が釉がけをしていたので

写真を撮らせてもらいました。

「こんなの撮るんですか?」と言われたように、

小鹿田にとっては至極日常の風景。

 

家族で仕事をする小鹿田では、女性はロクロこそ回しませんが、

土作りから釉薬作り、釉掛けまで、実にたくさんの仕事をこなします。

これに加えて家事や子育てまでするのだから、本当に頭が下がります。

 

| 久野民樹 | いろいろ | 14:24 | - | - |
夏日の小鹿田

早くも夏を思わせる気候の今日この頃。

先日、共同窯の窯出しのために小鹿田を訪ねましたが、

日田市内は30度近くを記録する天気で、全国ニュースで聞いた方もいると思います。

しかし、小鹿田まで上がってくると気温は市内より3〜4度低く、

比較的過ごしやすいのでした。

今年から「黒木昌伸窯」となった昌伸さんの仕事場。

覗いても誰もいなかったので不在かと思えば、

打合せをしていたらしく、自宅から出てきました。

 

出てくるなり、外で乾かしている皿を慌ただしく回し始める昌伸さん。

全体を均一に乾かすように、一定時間ごとに器の方向を変えるのですが、

「乾燥しているからすぐ乾いちゃう」そうで、打合せの間も気になっていたようです。

 

気候が安定していると、窯焚きも割と安定しており、

今回窯出しをした共同窯の窯元さんたちは概ね上々でした。

| 久野民樹 | いろいろ | 06:30 | - | - |
瀬戸の「馬の目皿」

瀬戸焼のスタディーツアーで最初に訪れた「瀬戸蔵ミュージアム」。

展示されている瀬戸焼の歴史を館長自ら案内、解説してくださいました。

 

2Fには、瀬戸焼の歴史ごとの変化が、実物を通じて知ることができる

とても興味深い展示があり、その中に古い「馬の目皿」が展示されていました。

 

瀬戸の灰釉陶器に絵付がされるようになったのは、

江戸時代後期、肥前の磁器が大量に世に出回るようになってから。

磁器を作る技術がまだなかった瀬戸では、染付の磁器に対抗して、

瀬戸特有の灰釉陶器に様々な絵付けが施されるようになりました。

その中のヒット商品の一つが「馬の目皿」だったそうです。

 

こちらが展示されていた、馬の目皿が描かれるようになった初期の物。

 

こちらが、横山さんの連載「昔の物今の物」に掲載されている馬の目皿。

「目」の模様に違いが見られます。

 

時代によって「馬の目」の模様が変わります。

初期(写真上)のものは、「目」のほぼ中央から筆が始まっているのに対して、

時代を追うと、筆の始まりが「目」の下側に寄っていくのだそうです(写真下)。

館長曰く、「大量に作られるようになって、描きやすい描き方に変わっていったのでは」とのこと。

 

このような同じ模様でも時代毎に変化が見られるのは興味深く、
また、それぞれに違う良さ、面白さがあるように感じられました。
| 久野民樹 | いろいろ | 07:06 | - | - |
“日が当たるレイアウト”
仙台・Les vacancesのインスタグラムに、ガラスの展示のことが書かれていました。

(Les vacancesのインスタグラムより)
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“春へうつろう西日が美しいので手吹き硝子を窓際に移動しました。
 母が熊本民藝館の開館のお手伝いをしていた時に外村吉之介先生に硝子の展示のポイントを教わったとのこと。
 そういえば外村先生のお部屋も硝子に日が当たるレイアウトで主張せず(ここ大事☝️)それはそれはとても美しかった。
 店の模様替えの時に実践してみよう。”

外村吉之介のガラスのレイアウト・・・見てみたかった。

そういえば、倉敷ガラスの元祖小谷真三さんの工房は、ガラスたちがさりげなく、しかしとても美しかった。
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さらに思い出したのが、松本の荻原邸のガラス・・・
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2008年4月に、フォーラムメンバーで当時連載していた『暮らしの手帖』「ものことノート」の取材として、
荻原小太郎さん、八重さんご夫妻のお住まいを訪ねた時の写真です。
荻原さんは池田三四郎といっしょに松本民芸家具を創設した方で、当時92歳。
木造平屋の建物も内装も、そして美しい手仕事たちと暮らすその暮らしぶりがとても素敵でした。
その一つ、集めたガラスを美しく飾るために壁を抜いた“窓”が、まるでステンドグラスのようにきれいでした。

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山崎さん、Les vacancesの展示を楽しみにしています。
| 大橋正芳 | いろいろ | 15:50 | - | - |
「物以上の何か」・・・芹沢の“仮面”
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上の写真は、静岡県立芹沢げ霹術館の売店で販売されている絵はがきです。
収集で「世界の工芸地図」を描こうとしたと学芸員の白鳥誠一郎さんがいう芹沢の収集の中でも、
とりわけ特異ともいえる仮面は、芹沢の最晩年に集中的に集められたそうです。
それは、芹沢が「柳宗悦像」などの正面を向いた人物像を制作する時期と重なるのではないかと、
図録「芹沢げ陲亮集7 仮面」の「芹沢げ陲伐礁未亮集」に書かれています。
興味深い指摘です。

IMG_0765.jpg

https://www.seribi.jp/exhibition.html
現在開催中の「芹沢げ陲亮集 ー世界の仮面と衣装ー」に合わせて発行された図録によると、
芹沢美術館開館(1981)の記念展に展示された仮面を見て感激した当時の日本民藝館館長柳宗理は、
翌年にお披露目された民藝館“新館”の最初の展覧会として、「芹沢げ陲亮集 仮面」を企画したそうです。
柳は仮面に「物以上の何か」があることを感じ、そこに強い共感を覚えたようです。
図録は最後に、
「結局芹沢とは、仕事に『物以上の何か』を込めることを大きな目標として、
じっくりと進んでいった人ではないかと思えてくる」と、締めくくっています。

展示室の前半に並ぶ芹沢の着物や暖簾と後半の仮面を同時に見る貴重な機会です。
24日まで。ぜひご覧ください。

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| 大橋正芳 | いろいろ | 22:08 | - | - |
久野・久野
手仕事フォーラム代表の久野民樹さんは、父久野恵一さんを上回る勢いで全国を駆け巡っています。

今日アップの民樹さんのインスタグラム・・・
「九州の旅が終了。せっかく車で来たので欲張って満載にして帰ります。
 積みきらなかったけど。自宅まであと1100km」

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パジェロに積み込まれたカゴ・・・この写真を見て思い出しました。

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2011年10月にフォーラムメンバーを引き連れての「南房総の竹籠仕入れの旅」・・・
メンバーの後藤薫さんのレポート、当時の黒いパジェロにカゴ類が満載です。

民樹さんの成長ぶりが嬉しいです。

 
| 大橋正芳 | いろいろ | 19:11 | - | - |
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