手仕事フォーラムblog

手仕事フォーラムのメンバーが、日々発見した事や物をお届けします
福島のスウィッチ

仙台から米沢

喜多方、会津、猪苗代と

何やかや回りながら福島に入りました

今回の目的の一つSWITCHに伺いました

福島市の中心部から郊外への移転を伺っていたので

ご挨拶です

正式には5月3日より

この畑の拡がる気持ちの良い景色の中に移転されます

元々納屋だった場所を改装された

「納屋カフェ椿」さんの二階です

太い梁はそのまま残され

その中にオーナー渡辺さんのセレクトされた洋服と共に

これまた選ばれた手仕事の品々が並びます

移転前のお店も心地よい違和感を感じる店内でしたが

新しいお店は手仕事が収まるにはもってこいの内装です

(梁にぶつけないように気を付けて!)

 

レヴァコンスとスウィッチ

東北で地元に根ざし始めている2つのお店

オーナーお二方の独自性がそれぞれあり

更に進化していることを

今回続けて見ることで感じることができました

ぜひ皆さん遊びに行って

ものや風土についてたくさんお聞きして下さい

丁寧な答えをもらえることでしょう

 

 

福島最後は生姜焼き定食

まるで排骨のような厚みの揚げ焼き

これもまた良い景色

| 高梨武晃 | いろいろ | 19:30 | - | - |
仙台のレヴァコンス

4月とはいえ杜の都はまだまだ肌寒さを感じます

私の住む神奈川県より車で5時間半

思いつきで出た旅の始まりは仙台から始まりました

仙台で必ず寄るのは「レヴァコンス

山崎綾さんが営むお店です

選ばれた手仕事の品と共にヨーロッパの古物が並びます

もの好きの綾さんとはものの話も弾みます

話していてつくづく感じるのは

きちんとものの背景を教えてもらいながら

買い物ができるというのはとても幸せなことです

今後またスタディツアーなども考えておられるそうです!

 

 

これもまた必ず寄る食事処

蕎麦屋のラーメンとイカライス

美味しくいただき

仙台をあとにします

| 高梨武晃 | いろいろ | 23:43 | - | - |
カゴの修理

先日、房総のカゴの作り手さんを訪ねた折、

修理をしたカゴを見せてもらいました。

 

背負いカゴです。

 

この作り手さんが作ったものではなく、

同じく房総半島太平洋沿岸の中部に位置する一宮(いちのみや)の

職人さんが作っていたものだそうで、「ヒガシカゴ」と言うのだそうです。

ひじきを採るのに使っているのだとか。

 

青々とした新しい竹によって修理されていました。

 

 

| 久野民樹 | いろいろ | 00:37 | - | - |
民藝の境界線とは

先月発行された手仕事フォーラムの会報「SILTA」で、久野民樹さんは書きました。

「そもそも『優れた手仕事』とは何だろうか」

DSC_0148.jpg

久野恵一さん亡き今、「民藝」あるいは「優れた手仕事」のものさしをどう共有するか。

フォーラムの運営会議でも度々議論になるテーマです。

 

共通認識を持つには、一緒に、繰り返し、まとまった数のものを見ることだろう−−。

横山正夫さんの学習会「昔の物 今の物」はそんな発想から始まりました。

 

各地へのスタディーツアーも同じ目的があります。

1月に行った静岡の芹沢げ霹術館での展示「芹沢げ陲亮集 手仕事の世界地図」には、民藝の境界線を考えるヒントがたくさんありました。

 

学芸員の白鳥誠一郎さんは、芹沢の収集のしかたについて「欲しいものかそうでないかを一瞬で判断していたようだ」とおっしゃいました。集められたものの中には、とぼけた味わいの蛙の置物やら、ギョッとするような怖いお面やら、相当ユニークなものもありました。幅広い収集品を単体で見るとちょっと難しいところもあるのですが、300点を全部見終えると、選ぶ時の基準がうっすら見える気がするのでした。

DSC_0203.jpg

「ものさし」と言ってもどこまでも感覚的なものです。ただ、「民藝」を伝えていくためには、きちっと再定義することも必要だろうと思う今日このごろです。

 

| 大部優美 | いろいろ | 01:40 | - | - |
芹沢げ霹術館「芹沢げ陲了裕─彭犬

芹沢げ霹術館で4/10から始まった、

「芹沢げ陲了裕─彭犬惺圓辰突茲泙靴拭


四季をテーマに、芹沢の多種多様な作品が展示されています。

 

展示は、春夏秋冬の4つの季節ごとに分けられており、

季節という切り口で分類された作品を見ると、なるほどと感じられ、

しばし時間を忘れて見入りました。

芹沢の作品だけでなく収集品も展示されており、

こちらも実に様々なものがあり、その多様さに

いつものことながら驚きを覚えました。

 

会期は7月1日まで。ぜひお出かけください。

| 久野民樹 | いろいろ | 14:37 | - | - |
学習会「昔の物今の物」を振り返って

先日行われた、尾山台手しごとでの「昔の物今の物」学習会。

 

浄法寺塗(片口、椀、皿)や、秀衡椀、飛騨椀などの古い物をはじめ、

横山さんがご自身で塗りをされたものなど、実に多くの物を見せていただきました。

 

拙い進行役で余裕がなく、ほとんど写真を撮れなかったのですが、

印象に残った物の一つが、横山さんが日常で使われているという椀。

気に入った木地にご自身で漆を塗ったものだそうで、

30年以上飯椀として使い続けているとか。

特別丁寧に扱っているわけではなく、化学洗剤も食洗機も使っているとのこと。

「それだけ漆は堅牢だということを知ってほしい」と横山さん。

 

使い込まれて、良い風合いを醸し出していました。

漆の器というと、使う際にはなんとなく、やきものとは違った

緊張感を伴うように思います。

普段生活の中で頻繁に使う器はやきものが中心ですし、

何より(一般的に)漆はやきものよりも高価であることも大きな理由でしょう。

 

古くは庶民の雑器として使われてきた「昔の物」と合わせて見ると、

今の漆に対する意識が、だいぶ変わってしまっていることを実感しました。

| 久野民樹 | いろいろ | 00:57 | - | - |
NHK BS「イッピン」で石見焼

今週のNHK BSプレミアム「イッピン」は島根県・石見焼がテーマでしたが、

その中で、久野恵一が石見で取り組んだ新作づくりを採り上げていただきました。

 

写真はフォーラム会員の横山正夫さんが撮影されたものをお借りしました。

(余談ですが、この写真は小鹿田で撮影されたものです) 

 

宮内窯で取り組んだ新作から、洋皿、ポット、塩壺などが登場。

 

宮内窯の宮内孝史さんも登場。

 

石見焼の歴史や特徴が分かりやすく紹介されていました。

再放送もありますので、ぜひご覧ください。

http://www4.nhk.or.jp/ippin/x/2018-04-03/10/18271/2118188/

| 久野民樹 | いろいろ | 08:29 | - | - |
太田潤さんのお話の会を開催しました

尾山台・手しごとにて開催中の太田潤さんの個展に合わせ、

お話の会を実施しました。

小石原焼・太田哲三窯の次男として生まれた太田潤さん。

ロクロにじっと座って仕事をするのは向いていない、とガラスを志します。

手本になったのは、昔から身近にあった小谷真三さんのガラスや

沖縄、イランやメキシコなどのガラス製品だったそうです。

沖縄での修行のことから、小谷真三さんの図録に描かれていた窯の模式図を元に、

見よう見まねで築いた窯のこと。

色々とお話を伺いました。

 

「親父(太田哲三さん)がやるように自分もやろう」と、

同じものを数多く作るスタイルで研鑽を積んできた潤さん。

 

窯やガラスの状態に自分を合わせることが多く、

「振り回されるところもあれば、助けられているところもある」。

「ガラスがなりたい形にしてあげなさい」という師匠の言葉を意識しているそうですが、

潤さんの仕事にも現れているように思います。

 

決して飾らず、気取らず。素直な姿勢で物作りに向き合う潤さん。

潤さんのガラスの魅力に迫ることが出来た、貴重な機会でした。

ありがとうございました。

 

| 久野民樹 | いろいろ | 10:06 | - | - |
山根の3月

願正寺の衣笠告也さんから春の便りが届きました。

ーーあの厳しい冬の寒さもようやく緩んで、周囲の野山で色々な植物や花々が芽を出し始め、
  春の足音が着実に感じられます。山根の冬から春の兆しへ、その風景をお届しますーー


DSC08614.JPG

因州和紙で知られる山根は、日本海に沿う山陰本線の青谷駅から南に4kmほどの山里。
1月、近辺の浜はまだ冬景色。境内も雪の中です。

DSC08851.JPG

3月を迎えると、境内のサンシュが咲きはじめ、フキノトウも出てきます。

DSC09213.JPG
DSC09249.JPG

遠くの山には残雪がありますが、里の畑の菜花が春到来を告げています。

DSC09260.jpg
DSC09263.jpg

山を背に、石州瓦を葺いた願正寺本堂がとりわけ美しい姿を見せています。

鳥取市青谷町山根の願正寺は、柳宗悦が滞在したお寺で、この時の取材を基に『妙好人因幡の源左』を著しました。
第16世という現住職の衣笠さんは、手仕事フォーラムを創設以来支えてくださっている重要メンバーの1人です。
普段の活動としては、ホームページの「いただきます」を取材するという、羨ましい役割を続けてくださっています。

ーー山里の何気ない写真で申し訳ないですが、一服の寛ぎにしていただければありがたいですーー
ーー昨年の桜を追加送信しますーー

DSC04017.JPG
DSC09175.JPG

とりわけ厳しかったこの冬でした。桜が待ち遠しいですね。
衣笠さん、ありがとうございます。

| 大橋正芳 | いろいろ | 09:48 | - | - |
温泉津・森山窯へ

温泉津の森山窯へ行ってきました。

 

工房は内外ともに調和のとれた美しい空間です。

入口の前で変わった植木を見つけました。

 

植木鉢?と思いましたが、土鍋です。

 

昔、久野恵一が森山さんにお願いして作っていただいた土鍋でした。

森山さんが用いる陶土は直火には弱いため、土鍋には向きません。

ペタライトという鉱物(耐火度を高めるために用いられる)を

陶土に混ぜて、特別に作ったものです。

 

焼成がうまくいかず、製品化にはいたらなかったようですが、

わずかに成功したものをサンプルとして森山さんも所有し、

自宅で使われてきたそうです。

長年使っていたそうですが、ヒビがひどくなってきたため

植木鉢に転用したとのこと。

 

久野家でも昔よく使っていた記憶があり、今は倉庫に眠っています。

(森山さんのは呉須釉、家で使っていたのは並釉のものでした)

 

倉敷・武内晴二郎さんの作られた土鍋をモデルに作られたということで、

過去のブログでも紹介されていました。

 

http://blog.teshigoto.jp/?eid=750304

 

 

 

| 久野民樹 | いろいろ | 11:16 | - | - |
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< April 2018 >>
リンク集
最近の記事
カテゴリー
最近のコメント
バックナンバー
最近のトラックバック
ライタープロフィール