手仕事フォーラムblog

手仕事フォーラムのメンバーが、日々発見した事や物をお届けします
佐渡の佐与吉人形
その昔佐渡の旧佐和田町で佐々木佐与吉という人が首人形を作っていました。以下山本修之介著「佐渡の郷土玩具」によれば彼は生涯家庭を持たず、酒と人形づくり三昧に人生を終えた人だったそうです。利得というものがなく、童心そのものの持ち主でその人形は天真爛漫なものでした。その作品は童画作家武井武雄も「洒脱奔放な指の跡に加ふるに、軽妙に彩り飛ばした稚拙な筆を持ってしたのは天晴れ日本人形の白眉たるに恥じない。」と絶賛するものでした。昭和11年に74才でなくなっています。昭和51年に地元の教師である斉藤正路という方が復活運動を始めました。今やその方も亡くなり、その教え子の方々も高齢化が進み、佐与吉人形保存会の村山さんによれば実質4〜5名の方々が趣味の延長線だけで作っていて産業にはなっていないとのことです。写真はいずれも復活運動後のものでは新発田市内の民芸品展で売れ残っていたものと、最近佐渡市相川の古民家で開催された土人形展で展示販売されていたものです。ほかに娯楽の無い時代、島の庶民の楽しみは人形芝居でした。芝居の翌日には子供たちは土でその人形を作り遊んだとか。生活に根ざした子供のおもちゃ、人間的な郷土の文化がこんなこところでも失われつつあります。ウチの子供たちはプラスチックのキャラクターで育ってしまったが・・・・。
| 管理人 | - | 06:33 | comments(1) | trackbacks(0) |
前略御免下さい。
佐渡首人形は現在は作られてないのでしょうか。
よろしくお願い致します。
| 稲住 敦 | 2015/04/03 10:28 AM |









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