手仕事フォーラムblog

手仕事フォーラムのメンバーが、日々発見した事や物をお届けします
染色工房での型染体験

今回初めて手仕事フォーラムのスタディツアーに6歳の息子と参加しました。
子供を連れてのフォーラム参加は諦めていたのですが、今回思い切って参加してみました。

車から降りると工房の看板が見えます。



中に入ると山内武志さんが笑顔で迎えてくださいました。
隣の部屋には一面に山内さんの型染コレクションが。



山内さんの作品はもちろん、芹沢げ陲虜酩福江戸時代のもの、インドのブロックプリント、アフリカの布など貴重な蒐集品がたくさん!
この日のために展示してくださったそうです。そんな美しい布に囲まれて、型染体験が始まりました。

まずは型の図案作り。図案が出来たらデザインカッターで切っていきます。



白く残したい部分(切って抜いた部分)に、餅粉と米ぬかで作られた染色用の糊を塗っていきます。塗り終わったら糊が他の部分につかないよう、おが屑をのせてから干します。



乾いたら一度布を水に浸してから、いよいよ藍に漬けます。
漬ける工程は息子に任せました。
3〜4回染めると、このような美しい紺色に。母と息子の合作が完成です。
息子の名前の由来である「山」と鎌倉の「海」を表現してみました。



終始にこやかに教えてくださった山内さん。厳しい芹沢工房での日々は大変な努力と想像力を強いられるものであったことでしょう。素直で前向きな人でなければ続かない仕事だと思います。工房内に飾られていた「笑う門には福来たる」という言葉が、山内さんの人柄や作品と重なり、とても印象に残っています。やはり作り手の人柄が健やかで誠実なものづくりに繋がるのだと実感しました。

帰り道、息子に感想を聞くと、「またあの場所に行きたい。染めるのがとても楽しかったから」。

これまで躊躇していた子連れでの参加ですが、本当に行ってよかったです。
子供に手仕事の現場を見せることは、手仕事を未来に繋げるためにも必要なことなのかもしれない、と感じました。

| 平野美穂 | つくる | 08:32 | - | - |
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