手仕事フォーラムblog

手仕事フォーラムのメンバーが、日々発見した事や物をお届けします
箕について(2)

東京文化財研究所で「箕サミット」が開かれ、
福島・SWITCHの渡辺大介さんと参加しました。

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3時間あまりのサミットの大半は、会場で行われた3地域の箕づくりの実演で、
箕づくりを見ながら材料や技法の特徴などについて解説を聞き、質問をするというものでした。
3つの箕とは、
秋田「太平(おいだら)箕」、千葉「木積(きづみ)の箕」、氷見「論田(ろんでん)・熊無(くまなし)の箕」。

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実演のあとはパネルディスカッション。タイトルは「箕のこれから」。
3つの地域の代表が、そでぞれ現状を報告、しかし、未来についは・・・なかなか難しいものがあります。

この“サミット”の主催は東京文化財研究所・無形文化遺産部。
つまり、国が箕の“危機”に目を向け、保存のための活動を始めたということ。
そして、今回参加した3つの地域は、国の「重要無形民俗文化財 民俗技術」に指定されています。
民俗技術として、津軽の和船や能登の製塩など13件が指定されていて、そのうちの3つが箕づくりなのです。
知りませんでした。

手仕事フォーラムのホームページ「手仕事調査」に、渡辺さんが「小高箕」を報告しました。
→ 手仕事調査・東北地方「小高箕(おだかみ)」
サミットの担当者がそれを見て、フォーラム事務局宛に案内を送ってきて、渡辺さんの誘いで参加しました。

大平箕・田口召平さんの実演に見入る渡辺さん。
DSCN5365.JPG

田口さんの道具です。
渡辺さんは実演が始まる前に樺の鞘を見つけて「いいですね」と。
さすがフォーラム会員・・・目の付け所が違います。
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大平箕のつくり手は、実質的に田口さんご夫妻だけのようです。
箕の現状と未来に対して、国は今後どうのような活動をするのか・・・
手仕事フォーラムはその活動と関わることができるのかを含めて、注視したいと思います。

| 大橋正芳 | いろいろ | 18:54 | - | - |
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