手仕事フォーラムblog

手仕事フォーラムのメンバーが、日々発見した事や物をお届けします
「いのちをまとう 自然布展」

 

連休中、静岡県島田市「石畳茶屋meguru」にて開催中の「いのちをまとう自然布展」。

 

トークイベントでは、木綿が容易に手に入るようになるまで、

「布」というものがいかに命を守る上で重要で貴重なものであったか、

100年も経たぬ過去には、着るものがないから失われた命があった。

なればこそ「衣食住」と「衣」が一番先にくるのだ、、、

といった、なかなか現代の生活では想像しにくい話が語られました。

 

展示は主に葛布、苧麻、大麻の、古い時代に実際に着用された衣服が見られます。

特に江戸時代よりこの付近の掛川周辺で盛んに生産され「遠州葛布」として名を馳せた葛布は、

古い時代の装束から、装束として用いられなくなって矛先を変えて大当たりした「壁紙」の輸出用見本帖、

そして現在生産されている「大井川葛布」の葛布製品まで、その変遷を見るのも興味深いです。

同じ葛布でも、武士などの上流階級が着用した袴や雨合羽と壁紙では、繊維の太さが全く異なりまるで別物です。

ご興味ある方は、ぜひお出かけになって見比べて見てください。

 

会場から「大井川葛布」さんの工房は、車なら遠くありませんので、

事前にご連絡すれば見学できるかもしれません。

 

 

 

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