手仕事フォーラムblog

手仕事フォーラムのメンバーが、日々発見した事や物をお届けします
学習会「昔の物今の物」を振り返って

先日行われた、尾山台手しごとでの「昔の物今の物」学習会。

 

浄法寺塗(片口、椀、皿)や、秀衡椀、飛騨椀などの古い物をはじめ、

横山さんがご自身で塗りをされたものなど、実に多くの物を見せていただきました。

 

拙い進行役で余裕がなく、ほとんど写真を撮れなかったのですが、

印象に残った物の一つが、横山さんが日常で使われているという椀。

気に入った木地にご自身で漆を塗ったものだそうで、

30年以上飯椀として使い続けているとか。

特別丁寧に扱っているわけではなく、化学洗剤も食洗機も使っているとのこと。

「それだけ漆は堅牢だということを知ってほしい」と横山さん。

 

使い込まれて、良い風合いを醸し出していました。

漆の器というと、使う際にはなんとなく、やきものとは違った

緊張感を伴うように思います。

普段生活の中で頻繁に使う器はやきものが中心ですし、

何より(一般的に)漆はやきものよりも高価であることも大きな理由でしょう。

 

古くは庶民の雑器として使われてきた「昔の物」と合わせて見ると、

今の漆に対する意識が、だいぶ変わってしまっていることを実感しました。

| 久野民樹 | いろいろ | 00:57 | - | - |
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