手仕事フォーラムblog

手仕事フォーラムのメンバーが、日々発見した事や物をお届けします
手にとって学ぶ「昔の物 今の物」

3月25日に尾山台「手しごと」で開かれた学習会「昔の物 今の物」に参加させていただきました。


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奥州南部の秀衡(ひでひら)椀、浄法寺(じょうぼうじ)塗、紀州の根来塗、能登の輪島塗……。

たくさんの「昔の物」を別邸から運んできてくださった横山正夫さんは、「ぜひ、美しい形を見てください」と何度となく促されました。

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能登の合鹿(ごうろく)椀を思わせる、大ぶりのお椀。だいぶたくさん入りそうです。

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こちらは、飛驒高山でつくられたもの。ろくろの跡が残っています。久野民樹さんが今の職人さんに見せたら、「こんなに粗雑なもの(はできない)」と言われたとか。横山さんからは、このような大ぶりのお椀の復刻をしてはどうか、という提案もありました。

 

私も、漆は丁寧に扱わねばならないもの、という印象を持っていました。正直なところ、これだけ不便なことが敬遠される現代に、「漆器をもう一度」という投げかけは難しいのではないかとも思いました。

 

ところが、久野さんの報告にもあったように、きちんとつくられたものなら、洗剤も食洗機も大丈夫だというではありませんか! 私もさすがに食洗機にはかけませんが、恐る恐るスポンジと洗剤で洗ってきました(でも、そういえばまったく傷んでいません)。つくり手さんはそうおっしゃらないかもしれないけど、横山さんのこの一言で、漆器を使う(薦める)ハードルが相当下がったと思います。

 

また、当初は「この大きさは食卓でバランスがどうだろう」と感じていました。が、持って感触を確かめているうちに、不思議とこの大きさこそがよいような気がしてきました。具だくさんの汁物や、少しのうどん(そば、にゅうめん)、小さな丼ものなど、使いでがありそうです。

 

少し時間が経ってしまいましたが、横山さん、どうもありがとうございました。次回は「やちむん」の予定とのこと。今からとても楽しみです。

| 大部優美 | みる | 22:47 | - | - |
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