手仕事フォーラムblog

手仕事フォーラムのメンバーが、日々発見した事や物をお届けします
民藝の境界線とは

先月発行された手仕事フォーラムの会報「SILTA」で、久野民樹さんは書きました。

「そもそも『優れた手仕事』とは何だろうか」

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久野恵一さん亡き今、「民藝」あるいは「優れた手仕事」のものさしをどう共有するか。

フォーラムの運営会議でも度々議論になるテーマです。

 

共通認識を持つには、一緒に、繰り返し、まとまった数のものを見ることだろう−−。

横山正夫さんの学習会「昔の物 今の物」はそんな発想から始まりました。

 

各地へのスタディーツアーも同じ目的があります。

1月に行った静岡の芹沢げ霹術館での展示「芹沢げ陲亮集 手仕事の世界地図」には、民藝の境界線を考えるヒントがたくさんありました。

 

学芸員の白鳥誠一郎さんは、芹沢の収集のしかたについて「欲しいものかそうでないかを一瞬で判断していたようだ」とおっしゃいました。集められたものの中には、とぼけた味わいの蛙の置物やら、ギョッとするような怖いお面やら、相当ユニークなものもありました。幅広い収集品を単体で見るとちょっと難しいところもあるのですが、300点を全部見終えると、選ぶ時の基準がうっすら見える気がするのでした。

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「ものさし」と言ってもどこまでも感覚的なものです。ただ、「民藝」を伝えていくためには、きちっと再定義することも必要だろうと思う今日このごろです。

 

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