手仕事フォーラムblog

手仕事フォーラムのメンバーが、日々発見した事や物をお届けします
伊賀スタディツアー報告1日目「紺喜染織さん」 植西さんのレクチャーと藍染め体験

「紺喜さん、染めてやー」と注文が入って、「いつでける?」と聞かれ、

「明後日やなあ」と紺屋が言ったら、それは「期限に間に合わへんで〜」ということ。そういう符丁のことから植西さんのお話は始まった。

 

周りにいくつもあった紺屋がなくなってしまった状況を、「織る人が少なくなった」「時間がかかる」「コストがかかる」と植西さんは分析し、染めるだけではなく織ることも手がけられた。社会動向を的確に把握し、常に前向きに現実に対応して来られたから、紺喜染織は地元で唯一の紺屋さんとして残ったのだ。

 

近頃、近所から「うちの畑の休ませてるところで藍を植えたら?」という声がかかるそうだ。「今は休耕田がいっぱいあるから、それを利用すれば、藍はいくらでも植えることができる」とおっしゃっていた。

 

お話のあとは藍染体験。

 

ハンカチを染める人。麻のシャツを染める人。

 

美しく染まった「紺」を、「喜」ぶひととき。

 

紺喜さんの仕事を豊富な水量の、この井戸が支えている。

 

| 後藤薫 | 報告 | 06:54 | - | - |
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< June 2018 >>
リンク集
最近の記事
カテゴリー
最近のコメント
バックナンバー
最近のトラックバック
ライタープロフィール