手仕事フォーラムblog

手仕事フォーラムのメンバーが、日々発見した事や物をお届けします
私の藍染め体験

先日、参加させていただいた伊賀スタディツアーでの藍染め体験。

既に、武藤さん・山田さんから素敵な報告がされています。

私からも、体験を通じて考えたことを少し書かせていただきます。

 

さて参加前。

「藍染め体験可能、染めたいものがある人は持ち込みもできる」という募集文書を読んでも、「う〜ん、藍色にしたい白いものあるかなぁ?」と考えるも、その時は特に染めたいものが思い浮かびませんでしたが、「何でも経験してみよう」が信条の私、紺喜染織さんで用意してくださるハンカチで体験させていただくことにしました。

始める前に、割りばしと輪ゴムを使って、染まらない部分を作り、模様にする準備をします。

本を見せていただくと、「染まらない部分を作ること」で、こんなにたくさんの模様ができるのかと驚きます。

 

見せていただいた模様の作り方の本

 

いよいよ染めに入ります。まず、藍の入った甕の前に座って、人生で初めて感じたのが藍染めの匂いです。

「タデ藍を発酵させて作る」と知識だけはあったものの、「本当に植物を発酵させてこの色を作るのだ!」と実感・感心しました。

そして、自分の思う藍の濃さに染めるために、いくつの甕で染めるかを決めます。

私は、思い切り濃い藍色のものを作りたかったので、5つの甕で染めさせていただくことにしました。

ハンカチの端に糸で和を作り、それを手首に引っ掛けて、藍甕の中に落っことさないようにします。(過去になんと子どもさんが落ちてしまって大変だったことがあるとか!)

浸して、20数えて、引き上げてハンカチをおにぎりのようにギュッと絞って、広げて空気に当てる、の作業を繰り返し、次々と色の濃い藍甕へ移ります。

最後、5つ目の甕で完成です。

 

染めている途中

 

その後、井戸水を入れたたらいですすぎます。

その時に、もっと色が落ちるのかと思っていましたが、「水分として布が蓄えている藍色の水が流れていく」という感じで、布はしっかりと染まっていて、薄くはならないのです。

「えー!染めるって不思議!面白い!」と叫んでしまいました。

ハンカチを干していると、メンバーの皆さんの染めたシャツやジャケット、Tシャツが出来上がってきます。

模様があるものもないものも、グラデーションになっているものも、一色のものも、どれも素敵です。

 

私の染めたハンカチ

 

そうして参加後。

いま思えば、白いことがもう若すぎて最近あまり着なくなったレースのスカートやら、ブラウスやら、食卓のテーブルクロスやら、「染めたかったもの」が大量に思い浮かびます。

白いTシャツを買って行って、自分好みの藍色に染めるのも素敵です。

あぁ!なぜ現代には紺屋さんはあちこちにないのか!残念でなりません。

教訓。藍染め体験をする時には、染めたいものをしっかりと考えましょう。

藍色って本当に素敵な色ですから!

植西さん、素敵な体験をありがとうございました!

また、ぜひお伺いさせてください。

| 瀬部和美 | 報告 | 07:42 | - | - |
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