手仕事フォーラムblog

手仕事フォーラムのメンバーが、日々発見した事や物をお届けします
唐臼の復旧

去年の九州北部豪雨から1年経とうとしている小鹿田と小石原を訪れました。今回は手仕事フォーラムで約10年と長く活動しているメンバーと一緒に、小鹿田や小石原への特別な思いを持って向かいました。
小鹿田では早速、坂本浩二さんに災害時の様子とその時に川に流れてしまった唐臼の話を伺いながら、新たな設置を着手した唐臼を見せていただきました。

 

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唐臼がある小屋へ下りていく階段もコンクリートの堤防で囲われています。唐臼を覆う小屋は風や雪で崩れないよう見事に木が組まれてあり、屋根は劣化が早まらないよう重ね合わせのない1枚のトタンで片流れ屋根になっていました。

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新しい唐臼の木は切ってからまだ半年しか経っておらず、あと3ヶ月は乾燥させないと水が当たるもう片方とのバランスが取れず、
次の段階に進めないそうです。

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土に当たる杭の部分にはめる鉄の輪っかも劣化の早いところを考慮して工夫されています。

 

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土が置かれるくぼみ(臼となる部分)も手でくぼませることにより、自然と満遍なく混ざり、型で作った臼のように途中でかき混ぜる必要がないのだそうです。

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過去に経験のないことなので、すべて出来上がってやってみないとどうなるかわからないと浩二さんは話されていました。
一連の工事を手がける大工さんと一緒に、先人の知恵を参考に試行錯誤しながら、未来を見て、着実に進めている浩二さんのお姿にとても清々しい気持ちになりました。

| 山崎綾 | 報告 | 08:40 | - | - |
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