手仕事フォーラムblog

手仕事フォーラムのメンバーが、日々発見した事や物をお届けします
自然と人と共に

6月末、連日晴れ渡る九州の旅をしました。
私の旅は常にその土地を実感したく、できるだけ自分の足で歩くようにしています。
移動中の列車や車でも、車窓からの眺めをよく見ます。

(湯けむりが立ち上る別府のまち)


今回私は、別府から入りいくつかの山と川を越え、小鹿田、小石原へ向かいました。
移動中の車窓からも九州は自然が豊かなことがよくわかりました。


海、山、緑、川、緑、山、川、緑の自然豊かな九州でした。

 

小鹿田では、これまでのブログ報告があったように
昨年の九州北部豪雨時の各窯元さんから様子を伺ったお話は
私の想像のつかなかった程の自然の猛威を感じられました。

そして、土地に対する思いと共に人との大切さをより受け止める事ができました。

 

ある窯元奥様との話の中では、
大雨の災害にあって、さてどうしよう、という時に
小鹿田焼を紹介してくれる担い手の皆さんが居るならば
私たちはここで焼き物作ることが大事なんだ、と感じたんですよ。
持って行ってくれる、待っている人がいるんだから、作らないとね。と。

 

きっとその思いになるまで、複雑な思いもあったでしょう。
しかし私には力強い言葉と受け止めました。


それは小石原でも同様でした。

 

昨今の予想がつかない厳しい自然環境の中で、
暮らしから生まれた自然の仕事を
家族と共に切磋琢磨コツコツ進めている姿に改めて逞しさを感じました。

(仕上げ作業中の坂本拓磨さん)

 

(小石原、太田潤さんのガラス工房にて)

 

帰路は、同行しているそれぞれが車窓をキョロキョロして気になる場所を見つけ
久野さんとよくやっていた手仕事調査的な事もしつつ福岡へ向かいました。

土地、風土、人、暮らし、その地の姿を見て聞いて伝えることも大切、と実感した旅となりました。

 

(茅葺き屋根を葺く職人さんと偶然の出会い)


窯元の皆様、貴重なお時間と機会をありがとうございました。

 

今週の大雨で日本各地での被害がありませんように、
そして日々の暮らしの中から生まれた各地の手仕事が

自然災害で奪われませんように、と心から願うばかりです。

| 川崎正子 | 報告 | 23:38 | - | - |
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