手仕事フォーラムblog

手仕事フォーラムのメンバーが、日々発見した事や物をお届けします
倉敷 本染手織研究所

倉敷フォーラム前日、本染手織研究所を見学させていただきました。

美観地区の中心部に位置し、風格がありながらもひっそりとした佇まい。
外村吉之介氏がここを「世界一小さい学校」として開設した昭和28年の第一回から毎年研究生を迎え、
第四十回までは外村氏自身が卒業生を送り出したそうです。
この「本染手織」と掲げられた「本染(ほんぞめ)」について、
研究所主任の石上梨影子さんより興味深いお話を伺いました。
「本染」とは化学染料が登場したことで、それまでの植物や鉱物その他の天然染料を用いた
染めものを区別して呼ぶために生まれた言葉であること。
これに対し「草木染(くさきぞめ)」というジャンルもあるが、外村はこれを嫌ったのだそうです。
草木染は身の回りの植物のほとんど何でも何かしらの色が出るとするが、中には堅牢度に難があるものも含まれる。
このため、外村は、昔から染料として使われてきた、堅牢度に実績のある、
先人たちの選び抜いた天然染料を用いる「本染め」にこだわった、ということでした。
天然染料の中で一番の基本となる藍染めは、今も毎年、藍を新しく建てるそうです。
研修生が卒業後に自分で藍を建てられるようにと。
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