手仕事フォーラムblog

手仕事フォーラムのメンバーが、日々発見した事や物をお届けします
大原孫三郎・聡一郎の足跡
倉敷フォーラムの報告が続いていますが、ちょいと道草を・・・

町並みをはじめ、倉敷の文化の形成、保存に尽力した大原孫三郎、聡一郎の住宅が公開されています。
国指定重要文化財の旧大原家住宅が、4/1から「語らい座 大原本邸」として公開されました。

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左に並ぶ建物が倉群で、倉の一部は、中が改装されて展示室になっています。
右が主屋で、一部公開。倉のいくつかを除いて江戸時代後期の建物だそうです。
この路地を忙しく行き来しただろう使用人たちの姿が目に浮かびます。

倉の隅にカマドがあります。外ですので、まさか五右衛門風呂ではありません。
なんかと使うことのある湯を沸かすためのものでしょう、
床に水はけのための瓦が敷き詰めてあり、無造作ながらきれいです。
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倉の展示室の中でも、大原聡一郎の蔵書を展示した一室は壮観でした。
孫三郎以来の膨大な蔵書から展示用に選ばれたものですが、
倉敷本染手織研究所で読み継がれている『工藝文化』や外村吉之介編纂の『葛布帖』などの民芸関係はもちろん、
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紡績、繊維関係や、
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経済学、
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直接話を聞くこともあったという徳富猪一郎(蘇峰)の著作も。
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会社経営とともに文化、社会に貢献した大原父子。
ウインザーチェアーに座って読書する時間が、どれほどあったのでしょう。
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展示を見終わって外に出ると、おや、海鼠壁が美しい見覚えのある風景・・・
小道の右は大原別邸「有隣荘」、左が、今見てきた旧大原家住宅。
川に面した立派な玄関から入ったのですが、出口はというと、左に見える倉の板戸から。
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大原家出入りの商人(あきんど)になった気分で、2173.97平米の屋敷を後にしました。
 
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