手仕事フォーラムblog

手仕事フォーラムのメンバーが、日々発見した事や物をお届けします
展示のお手本を、日本民藝館で教わりました

手仕事フォーラム連載記事「kuno×kuno」で
久野恵一さんから再三、鈴木繁男さんの日本民藝館における展示手法の素晴らしさを聞いていました。
そして、現在、繁男さんの展示手法を継ぐのは
学芸部長の杉山享司(たかし)さんだとも。

いつか、杉山さん自身に、繁男さんから展示について
どんなことを学んだのか、じっくりお聞きしたいと考えていました。

先日、その願いが実現し、取材をすることができました。

現在、日本民藝館で開催中の特別展「白磁展」は
杉山さんが展示を担当されました。

観る人の視点、視界、視線を意識しつつ
心地よく、わくわくさせ、物をより佳く見せるための
配置、物の選択とは?

かなり突っ込んだ記事内容になりましたが、
お時間がありましたら、展示手法そして
「白磁展」を観賞する予備知識としてご覧ください。

記事制作にあたっては日本民藝館、杉山享司さん、久野民樹さん、
高梨武晃さんのご協力をいただきました。
深謝いたします。

記事は阪急交通社のブログ「たびこふれ」にて
掲載しました。

繁男さんの美の心眼をもっと紹介していきたいという
恵一さんの希望を少し、かなえることができましたでしょうか。

https://tabicoffret.com/article/75897/

朝鮮陶磁器の影響も受けた濱田庄司の焼き物が
併設展に置かれているのですが、併設展の展示は杉山さんの担当では
ありません。2つの展示では明らかに物の置き方に違いがあります。
その差も会場で感じ取ると、いっそう楽しめると思います。

今回、取材は午後3時からスタートしたのですが、
この時間から夕暮れにかけて、敷地内北側の旧館の「大広間」には
よく晴れた日には玄関の面取ガラスと2階の障子越しに西日が
射し込んできます。そのやわらかく、温かな光が会場に
ひときわの風情をもたらしていました。
杉山さんいわく「旧館には何かが宿っている」という意味を
この時間帯はよりよく感得しやすいかもしれません。

3時から30分間くらいは、玄関で光のプリズムが
大谷石を彩ります。

訪問は晴れた日の午後3時過ぎをお勧めします。

添付写真は、特別展のメイン会場、新館「大展示室」の展示風景です。

44302921474_cfb4c5bdc1_z.jpg

久野康宏

| 久野康宏 | お知らせ | 08:22 | - | - |
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>
リンク集
最近の記事
カテゴリー
最近のコメント
バックナンバー
最近のトラックバック
ライタープロフィール