手仕事フォーラムblog

手仕事フォーラムのメンバーが、日々発見した事や物をお届けします
鹿児島スタディツアー1日目、長島美術館

1215日、快晴。

鹿児島スタディーツアーの1日目は鹿児島市武にある長島美術館からスタートしました。

この美術館の地下には古い薩摩焼のコレクションがあり、上手ものの「白薩摩」、

日用雑器の「黒薩摩」が、それぞれの展示室で窯ごとに分けて展示されています。

またビデオでは、李朝陶磁を源とする薩摩焼の歴史が詳しく解説されています。

今回の旅の目的が、薩摩焼の歴史背景とものづくりのあり方を感じ取ることであるならば、これほどスタートにふさわしい場所はないように思えます。

 

黒薩摩の部屋

時間も限られているので、私たちはまず一番見たい黒薩摩の第6展示室へ。

そこには一般庶民が生活雑器として使った黒褐色の「黒もん」

がところ狭しと居並んでいて、すごいパワーで迫ってきます。私が好きな甘酒半胴も数多くあり、形の違い、黒褐色の深さの違い、貼付文の種類なども比較しながら見ることができます。

 

白薩摩の部屋

第5展示室は献上品などに使われた上手ものといわれる白薩摩の部屋。

金襴手や錦手と呼ばれるものについては、「すごいな」とは思うもののあまり親近感を感じることができず、どうしても足早になってしまいます。

しかし、そういう自分を制御しつつ、心の垂心線を真っ直ぐに下ろして一つ一つを見ていくと、鶴首瓶や舟徳利などのシンプルな造形の美しさは格別で、「やっぱり良いものは良い」と説得されていることに気づきます。

 

 

この美術館からは、どっしりとした桜島が真正面。その姿に感激して夢中になってシャッターを切っていましたが、「文禄・慶長の役」の頃、朝鮮から連れて来られた人々の目に、異国の桜島はどのように映ったことでしょう。

| 後藤薫 | 報告 | 10:01 | - | - |
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