手仕事フォーラムblog

手仕事フォーラムのメンバーが、日々発見した事や物をお届けします
苗代川焼

苗代川、現在では美山と呼ばれる地域で作られてきた焼き物を苗代川焼と呼びます。

黒薩摩と白薩摩と、2つの薩摩焼を作ってきた土地です。

 

柳宗悦は「手仕事の日本」の中で、

「苗代川は「黒もん(黒薩摩)」があるが故に、日本で最も優れた

民器を焼く窯として褒め称えられねばなりません」と書いています。

 

残念ながら現代では往時の雰囲気は失われてしまっており、

もはや残されたものからしかその姿を見ることしか出来ません。

甘酒を作るための甕である甘酒半胴(はんず)がその代表で、

横山さんの連載「昔の物今の物」でも紹介されました。

http://teshigoto.jp/serial_report/mukashi/vol105.html

 

久野恵一が所蔵していたものもいくつか紹介しておこうと思います。

蛤合わせの小皿です。

縁に釉薬がかけられておらず、2枚を上下に縁同士を重ね合わせて

焼かれたことからこの名がつけられています。

厚手でしっかりと縁が取られた形、赤黒い陶土にざっくりと掛けられた黒釉、

小さな物ですが、独特の迫力があるように感じます。

 

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