手仕事フォーラムblog

手仕事フォーラムのメンバーが、日々発見した事や物をお届けします
出雲民藝館「多々納弘光さんの仕事展」
先日、出雲民藝館へ訪れました。
出西窯の故・多々納弘光さんの仕事展の会期が延長されており、
思いがけず観ることができました。

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2010年6月に手仕事フォーラムのスタディツアーで出西窯へ伺ったことを思い出します。
(この時は出雲観光の旅という名前でした)

多々納弘光さんのご自宅での久野恵一さんとの対談や、出雲民藝館でのお話しなど。
まだ手仕事フォーラムに入って間もない頃だったので話の内容はおぼろげですが、
着慣れた藍色のシャツに白髪で始終にこやかだった多々納弘光さんのお姿がとても印象に残っています。

館内全てを使った展示には、
灰釉櫛描の大きな角皿、飴釉のピッチャー、折紙を模様の型に使った蓋物、
小皿や灰落とし・・・そして釉薬の美しさ。

轆轤は使わず丸みのあるものも全て型で作られたというそれらひとつひとつが
理屈なく素晴らしいと感じました。

つくる喜びというのが、ものから直後伝わってくるような、
多々納弘光さんの手元がものを通じて見えるような、、うまく説明出来ません。
胸を打たれました。

経営の仕事に追われ多忙だったという多々納弘光さんは、
皆の就業後に作陶されていたのだそうです。
誰もいない薄暗い工房でひとり静かに土と向き合っておられたのかなと想像します。

喜びと愛情溢れる手仕事の美しさ、そして素晴らしさを体感することができました。

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※2月24日まで会期延長とのことですが、さらに延長されることを願います。
| 門田真記子 | 報告 | 08:32 | - | - |
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