手仕事フォーラムblog

手仕事フォーラムのメンバーが、日々発見した事や物をお届けします
みせる仕事

すでに指出有子さん(http://blog.teshigoto.jp/?day=20190610)、久野民樹さん(http://blog.teshigoto.jp/?day=20190618)が報告してくださいましたが、今月、静岡の芹沢げ霹術館で学習会が開かれました。

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この日の課題の一つが、「展示を見る」。美術館に行ってるんだから当たり前!? 作品を味わうことに加え、「見せ方/魅せ方」が注目のポイントでした。

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作品や展示について話す学芸員の白鳥誠一郎さん(奥右)

 

美術館の所蔵品は、芹沢の作品約1000点、収集品が4500点あまり。「どういう切り口でも展覧会をできる」という品々から、特別展のテーマに合わせて展示品を選びます。「自分が選択するなんて、すごく申し訳ないことをしている感覚がいつもある」と白鳥さん。重圧がにじみます。

 

さらに、それらをどう並べるか。生前に自ら手がけた展覧会は、作品内のレイアウトと同様、細部まで徹底的にこだわったという作家です。白鳥さんが担当するようになった当初は、模型を作ってシミュレーションしていたそうです。今は同僚のみなさんと現場で並べ、いろいろ入れ替えるうちに「音のチューニングをするみたいに、ピーッと合ってくることがある」。今回、「みのけら図二曲屏風」を中心にした展示室があり、その構成に真骨頂を見た気がしました(ここでお目にかけられないのが残念です。ぜひ、30日までに美術館へ)。

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「バランス力のすごい人」「理性と感性の両方を使って制作しなければこの仕事はない」。白鳥さんの作家評は、そのままご本人にもあてはまると思いました。

| 大部優美 | 報告 | 14:30 | - | - |
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