手仕事フォーラムblog

手仕事フォーラムのメンバーが、日々発見した事や物をお届けします
久野恵一が学んだ柳瀬朝夫の仕事
10日に他界された柳瀬朝夫さんの尺2寸すり鉢です。
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手仕事フォーラムHPの連載「kuno×kunoの手仕事良品」vol.39「小鹿田焼・柳瀬朝夫さんの仕事(前編)」に掲載されたものです。

連載の語り手久野恵一さんは、「それはまさしく柳瀬朝夫さんの擦り鉢。私はショックを受けた」と。

1978年に倉敷の大原美術館・工芸館で「芹沢げ陲僚集〜もうひとつの創造」展が開催されました。その会場で久野さんは、朝夫さんのすり鉢を見つけたのです。
そして「芹沢げ霄身の作品展示会ではなく、彼の収集した古今東西のさまざまな美しい物が展示された、素晴らしい内容だった。それらの優れた蔵品の中にどこかで見たような擦り鉢があった。それはまさしく柳瀬朝夫さんの擦り鉢。私はショックを受けた」のです。
(画像のすり鉢は芹沢の収集品ではありません)

ショックの理由は、「芹沢げ陲集めた物はすべて素晴らしいが、その中に今も作られている物が含まれていたからだ」。
そして久野さんは「昔の物ばかりが良いわけではなくて、実用だろうが何だろうが関係なしに、今も美しい物が存在することを知り、実用品かどうかという眼でなく、美の視点をもって、きちんと物を見分けていくことが大事と学んだのだった」。

久野さんは芹沢の眼に学んだのですが、その眼の先に朝夫さんの仕事があった・・・朝夫さんの訃報を聞いて、改めて連載「kuno×kunoの手仕事良品」を読み返しています。

『日本の手仕事をつなぐ旅』うつわ,任發読みいただけます。
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| 大橋正芳 | いろいろ | 12:55 | - | - |
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