手仕事フォーラムblog

手仕事フォーラムのメンバーが、日々発見した事や物をお届けします
南部曲り家にあこがれて 5

手仕事フォーラムの家づくりの主旨と異なるところがあります。

それは、予算的にかなり無理をした部分です。もやい工藝で見てからというもの、土間は絶対に島根の来待石を使用しようと決めていました。出雲民藝館も来待石ですが、もやい工藝くらい粗野なチェーンソー跡が理想でした。

▲もやい工藝の土間

▲出雲民藝館の土間

しかし、手仕事で切り出すこの方法はすでに行われておらず、現在は機械で切断するため平滑なものになってしまうとのこと。それでも石材屋さんにお願いして探していただき、昔の方法で切り出してくれる石屋さんを見つけてくださいました。喜んだのもつかの間、追加でかなりの費用がかかるとのこと。一度はほかの材を検討しましたが、諦めきれず追加費用を捻出し実現させました。

この材が現在は高価なものになってしまっているのが残念です。一部機械化しつつ粗野な切断面を残すことはできないのだろうか…と素人ながら思ってしまいます。

 

 

その他、曲り家のかやぶき屋根の形状を再現するため、屋根は直線ではなく微妙にむくりがつけられています。また、かやぶきの厚みを表現するために、垂木の上に束を立て母屋をかけ、さらに垂木をかける2重屋根構造になっています。曲り家を再現するためにかなり手間をかけており、こうしたことが建築費用を引き上げました。曲り家の再現を優先したため「現代に普及できる手仕事の家づくり」を目指している手仕事フォーラムの家づくりと異なっていると思っています。

 

家づくりでは久野代表、源野さんはじめ、たくさんのフォーラムメンバーの皆さまにお世話になり、本当にありがとうございました。

外観はプライバシーの関係上掲載を控えさせていただきました。見学会の機会が御座いましたらその時にでも…。

長くなりましたが、以上で報告を終わります。

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