手仕事フォーラムblog

手仕事フォーラムのメンバーが、日々発見した事や物をお届けします
1月7日 七草の日
本日は七草をいただく日です。
小鹿田焼の汁椀が活躍しています。

七草粥ならぬ七草雑煮をいただきました。
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新年には雑煮をいただきました。
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この汁椀は普段、豚汁やクラムチャウダーなどをいただく時にもちょうどよい按配です。

藤岡 葵
| 管理人 | いろいろ | 15:37 | - | - |
目を養う
最近、東北の手仕事として取り上げられ、そのビジュアルをなにかと目にすることが多い鉄瓶。

昨年、当店のお客様、数名の方から「鉄瓶を使ってみたいけれど良いと思える形、色が見つからない」、
「以前に(当店で)販売していた、もやい工藝特注の鉄瓶はないか」というお話がありました。

確かにあちこちで見かけるそれらの形を「良い形だな」と思った事がなく、何がどう違うのか。

早速、もやい工藝のHさんに伺いました。具体的なことは敢えてここでは書きませんが、
細部を見ても、全体的なフォルムを比較してもその違いになるほどなと納得。
現在、鉄瓶は国外でも人気で生産が追いつかない状況で、残念ながら注文品の製作には時間を要するとのことでした。

しかし私だけではなくご依頼くださったお客様も、良い形、美しい手仕事の品を普段から見ることによって、
少しずつでも目が養われ、なんとなくでも良い形のものを選べられるように成長しているんだと
とても嬉しく思いました。

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私が持っている南部鉄器は、かろうじて久野恵一さんが選んだもの。
この鉄瓶でお湯を沸かすたびに、そのエピソードを思い出すようになり、
また良い形、良い手仕事を残し伝えていくためにも、それに相応しいものを店で扱い、
目を養い、皆さんと共に勉強していこうと強く思うのです。

2019年もどうぞよろしくお願いいたします。

山崎 綾
| 山崎綾 | いろいろ | 22:24 | - | - |
新年を迎えて
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明けましておめでとうございます。
ロサは1月3日より営業しています。

昨日庭(正式には隣の空き地)から採ってきた南天を、砥部焼の中田窯さんの花瓶に飾りました。
高さと幅が約33兪宛紊梁腓な壺です。
南天の赤い実が映え、お正月らしい清々しさを感じます。

この花瓶は中田正隆さんが数年前に作り、工房の隅に置いてあったものを預からせていただいています。

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私は中田さんのなずな模様が好きです。
最近のなずな模様はまた変化しています。(9寸口反鉢)
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中田窯さんへは月に一度ほど伺いますが、足を運ぶ度に新しい焼き物が増えています。
蛇の目のお皿もそのひとつです。
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砥部焼はガス窯なので重ねて焼くことは普通はしませんが、中田さんの試みです。
70歳を過ぎても挑戦し続けている中田さんからはいつも様々なことを教わり、
店づくりにも良いアドバイスになることが多々あります。

作り手さんとの会話で得たものを今年もお店全体で伝えて行きたいと思います。

今年もよろしくお願いします。
| 門田真記子 | いろいろ | 22:18 | - | - |
朝鮮陶工に思いを馳せて

一泊二日の鹿児島スタディーツアーの中で、 沈壽官窯第15代の話について、終始聞き入ってしまい、 とても楽しい時間でした。

 

豊臣秀臣の時代、朝鮮では沙器匠(お椀皿など)と甕匠( キムチ甕など)といった2つの身分の違う陶工達は、 決して交わうことなく存在していましたが、 朝鮮から連行してきた薩摩藩では、 区別されず生活をしていました。

また、当時、他の藩では朝鮮出兵で連行してきた陶工は皆、 日本名にするのが普通でしたが、薩摩藩では性を変えることなく、 言葉を忘れさせませんでした。これは、 薩摩藩が外交を優位進めるためであり、 薩摩藩の目論見の高さを感じました。このような藩体制の下で、 朝鮮陶工により誕生した薩摩焼、そして、 そこから派生し脈々と受け継がれてていった鹿児島の焼き物文化に とても感銘を受けました。

 

今回、購入した焼き物

▽ 苗代川焼沈壽官窯  (黒薩摩の平皿)

 

 

▽龍門寺焼(鮫肌手の湯飲み)

 

 

鹿島裕太

| 管理人 | 報告 | 22:07 | - | - |
松本生活工芸館
手仕事フォーラムの今年の活動計画で、スタディツアーの候補の一つに「松本生活工芸館」が上がっています。

昨年の暮れにNHK放送大学を見ていたら、生活工芸館の中で講義が行われていました。
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(右が講師で真ん中が松本民芸家具の池田素民さん)
総合科目「色と形を探求する」という講義で、たぶん再放送だと思います。
松本民芸家具のプロトタイプとして、古いウィンザーチェアについての話です。
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3本脚の椅子は、土間などの住宅の状況が反映しているのだろう、とか・・・。
合掌造りの日本の建物とヨーロッパの家具が木製ということで違和感なく空間を構成している・・・とか。
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松本生活工芸館スタディツアーが実現するといいですね。

下の写真は2005年5月の松本スタディツアーで訪れた生活工芸館で・・・懐かしいです。
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| 大橋正芳 | いろいろ | 16:15 | - | - |
今年もよろしくお願いします!!
2019年が明けました。

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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

手仕事カレンダーも改まりました。
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年明け早々ロクロに励む若いつくり手・・・この姿に私たちも負けないよう、
手仕事フォーラムの活動を広げてゆきましょう!!!
どうぞよろしくお願いいたします。
| 大橋正芳 | いろいろ | 13:50 | - | - |
新年あけましておめでとうございます

あっという間に年末が迎え、そのまま新年となりました。

新年あけましておめでとうございます。

 

 

昨年の手仕事フォーラムも、充実した活動を行うことができました。

「昔の物 今の物」の学習会、各産地をめぐるスタディーツアー、

倉敷で催した全国フォーラムなど、どれも印象深く、貴重な機会となりました。

ご協力いただいた皆様をはじめ、参加いただいた会員各位に御礼申し上げます。

 

今年も同様に充実した活動をしたいと思います。

また、SILTAやブログはじめ、情報発信もより積極的に行っていきたいと考えています。

会員の皆さんのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

 

鎌倉・もやい工藝の店内には、今年も鶴・亀のしめ縄が飾られました。

 

| 久野民樹 | いろいろ | 06:39 | - | - |
手仕事の器でおせち

今年も残りわずか。パソコンの中を整理していたら、去年の今ごろ「インスタ映えおせち」の研究をしていた時の写真が出てきました。

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温泉津焼・森山窯の角皿、倉敷ガラスと因州中井窯の酒器。

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石州宮内窯の丸皿。お煮しめは楢岡焼の反平鉢に。お料理にきれいな色があるので、シンプルなお皿に並べるだけで華やかな感じになります。差し色に緑を入れると、より引き立つと教わりました。

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再び森山窯の長角皿。あるプロの料理家は、「手軽に見栄えよくできるので、細長いお皿がおすすめ」とおっしゃっていました。

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…ちょっと違うような? お皿はSILTA37号で中村裕史さんがレポートされている丹波立杭焼・俊彦窯。ふだんは、魚料理や練り物を盛る以外に、お弁当の準備(卵焼きをのせて冷ます)にも重宝しています。

 

それでは、みなさまどうぞよいお年をお迎えください。

| 大部優美 | つかう | 22:03 | - | - |
こんな喫茶店があったなら
鹿児島スタディツアー2日目に訪れた可否館。
他の方のブログでも拝見し、期待感をつのらせていた訪問先の一つです。

センス良く配置された家具や器。このピッチャーに久野恵一さんは惚れ込んでおられたそうです。
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やわらかな間接照明に照らされた色とりどりの吹きガラスは神聖な雰囲気です。
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窓ガラスから吊るされた染織に太陽の光がこぼれています。
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アドベントに臨むテーブルコーディネート。
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4人掛けのテーブルにてホットコーヒーを注文。
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小代焼き、やちむん、小鹿田焼… 店主の粋な計らいが。
様々な産地のティーカップが交わるよう差し出してくれました。楽しいですね。
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何時間も滞在したいと思う素敵な可否館でした。
こんな喫茶店が近所にあったなら…と皆で口を揃えていました。

藤岡 葵
| 管理人 | 報告 | 22:12 | - | - |
種子島焼との出会い

鹿児島ツアー1日目、最初に長島美術館を訪れた。
桜島を間近で眺めることが出来るすてきな場所。
でーっかいっ!晴れ晴れ!


美術館地下一階展示室にて、白薩摩と黒薩摩を鑑賞した。
黒薩摩は庶民が使うものであまり装飾がなされていない印象だったが、鮫肌手やべっ甲手などの釉薬技法が施されているものもあることが分かった。
そんな中、種子島焼を見た。非常にゴツゴツしていて黒く、いかにも重そうだ。釉薬もかかっていない焼締陶器である。ほとんど壺である。または、甕である。黒光りではない。ガサガサと音がしそうな肌だ。
この、着飾らない感じは何だ?
素材むき出しから感じるこの強さは何だ?
私は、この、種子島焼から目が離せなくなってしまった。
種子島焼がどのように使われていたのか勝手に考え始めた。
種子島焼は鉄分が多く、鉄錆色をおびている。薩摩で甕というと、焼酎だと思ってしまうが、酒造りに鉄分は良くないらしい。食品関連の使われ方では無いのでは…?
外で雨水や肥料を溜めて置いたのではないか。または、長い竹や釣竿などの道具をさしていたのでは?

勝手にいろいろアレコレ考えるのは楽しいしい。

旅の最終日、つるまるキッチンが入る黎明館の中で田中一村のポスターを見つけた。田中一村の絵の中にある深い緑色を見たとき、ふと頭に種子島焼が浮かんだ。奄美大島とは違うが、きっと、種子島焼も強く濃い緑の中で黒々とゴツゴツしながら力を発揮していたことだろう!美術館の棚の中ではなく、自然の中にある種子島焼にも会いたい。
焼物とは、それだけで終わるのではなく、周りの物や環境との調和で成り立つのかな、と感じることのできた旅だった。

皆さまとご一緒出来てとても楽しかったです。旅先で快く迎えてくださった皆さま、運営してくださった皆さま、ツアー参加者の皆さま、ありがとうございました。

 

鹿島可那子

| 管理人 | 報告 | 22:03 | - | - |
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