手仕事フォーラムblog

手仕事フォーラムのメンバーが、日々発見した事や物をお届けします
4月27日(土)からはじまります!!
長い連休の初日から、魅力的な展示会がはじまります。
天候にも恵まれそうなお休みに、皆さま、どうぞお出かけください。

尾山台・手しごと
秋田・星耕硝子の特別展「星耕硝子の仕事20年」
4/27ー5/13(なお、27日の「伊藤嘉輝さんを囲む会」は定員に達しました)

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http://oyamadai-teshigoto.com/archives/8392

星耕硝子が独立して20年を記念した展示です。
4/27にはつくり手の伊藤嘉輝さんが在廊します。


鎌倉・もやい工藝
「2019 沖縄やちむん展」
4/27ー5/20

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http://blog.moyaikogei.jp/?eid=899

沖縄・読谷山北窯の宮城正享さん、松田共司さんの窯出しから選んだ品々と、
照屋佳信さんや知花實さん、若手の仕事も。
 
| 管理人 | お知らせ | 21:41 | - | - |
かつて瀬戸川は白かった

瀬戸スタディーツアーにて、

蕎麦屋で昼を軽く済ませてから晴天の下を瀬戸川沿いの歩道を歩き、

瀬戸蔵ミュージアムに向かいました。

瀬戸川は町中を流れる特徴もない川で、気にもしていませんでした。

さて、瀬戸蔵ミュージアムで、幾らでも引き出しのありそうな元気な館長さんに解説していただいていたところ、

かつて、大繁盛だったころの瀬戸の象徴は、煙突から立ち上る黒い煙と、真っ白に白濁した瀬戸川だったそうですが、

さっき見た瀬戸川がドロドロに白濁した様子はなかなか想像できません。

 

帰りの新幹線の中で、キーワードを変えながらググってみましたが、

どうにもそれらしい画像はヒットせず、諦めてビールを飲んでしまいました。

後日、図書館でいくつか資料にあたり、その中の一冊に求めるカラー写真をようやく見つけました。

出典:『特集・日本やきもの史西ケ谷恭弘編(歴史手帖 : 月刊, 別冊第1巻第2号)名著出版, 1974.6

 

次のような説明文があります。

「せとものの里・瀬戸は庶民的な窯どころである。瀬戸駅で下車すると陶土でにごった瀬戸川と

ずらりと軒を並べる瀬戸物屋さんが目に止まる。

陶祖加藤民吉を祭る窯神神社に足を伸ばすと、眼下に見渡す瀬戸の町は陶磁器工場の煙突と禿げ山、

(中略)神社の裏側は雄大な陶土山、大きくくり抜かれた採土場はあたかも砂漠地帯を見おろす光景

である。(以下略)」

 

少なくとも45年前は、瀬戸川は白かった。

それにしても採土場の写真もすごいですね。

なんとなく瀬戸に行ってきたという実感が薄いので、次回は行ってみたいと思います。

| 中村裕史 | 報告 | 19:50 | - | - |
手仕事フォーラムHP「昔の物 今の物」アップしました

手仕事フォーラムホームページ連載手仕事レポート

「昔の物 今の物」vol.107 益子をアップしました。

ぜひご覧ください。

 

http://teshigoto.jp/serial_report/mukashi/vol107.html

| 管理人 | お知らせ | 11:10 | - | - |
「芹沢げ陲琳風」

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静岡市立芹沢げ霹術館、2019年度の企画展第1弾、
「芹沢げ陲琳風」展はきょうからはじまりました。
https://www.seribi.jp/exhibition.html

フライヤーの写真は「ばんどり図四曲屏風」の部分。
荷物を運ぶときの背中当て“ばんどり”が、農家の土間に掛けられているようなデザインで、
ばんどりの力強くも繊細な美しさと、それらをつくり、使っていた人々の生活の様子まで伝わってきます。
染色家芹沢の絵画的な表現の中でもとりわけ絵画的で迫力のある1点です。

今回の展覧会では、「ばんどり図四曲屏風」の他に「四季曼荼羅図二曲屏風」や「丸紋いろは六曲屏風」など、
屏風を中心に芹沢の代表作80点と、収集品から「日本の絵画と絵本」50点が展示されます。

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手仕事フォーラムでは、スタディツアーとして会期中に芹美に行く計画を考えています。
お楽しみに。

| 大橋正芳 | お知らせ | 21:31 | - | - |
HP 関東手仕事調査 再生ガラスで吹きガラスを作る東京・青梅の「Rainbow Leaf」を訪ねました がアップされました

手仕事フォーラムホームページ「関東手仕事調査」 再生ガラスで吹きガラスを作る東京・青梅の「Rainbow Leaf」を訪ねましたがアップされました。

再生ガラスを原料に用いて、ひとりで日用のガラス製品を作る東京・青梅の「Rainbow Leaf」平岩さんについての報告です。

是非ご覧ください。

http://teshigoto.jp/handwork_research/kanto/20190401.html

| 管理人 | お知らせ | 13:15 | - | - |
瀬戸スタディーツアー 小春花窯にて

器体の白地が美しく、ふっくらとした側面に沿って描かれた

瀬戸・小春花窯の麦藁手には不思議と嫌味にならない魅力があります。

 

麦藁手を専門に絵付けしていた加藤万佐代さんがお亡くなりになり、

様々に逡巡があったのでしょうけど、息子さんがその仕事を引き継いだことは、

久野恵一さんが書いた「ものことノート」(『暮らしの手帳』第42回)に簡潔で

感動的に書かれています。

 

そのようなこともあり、いずれ訪れることがあったら、

叶うことなら絵付けが見てみたいと思っていたところ、

今回のスタディーツアーで見せていただくことが出来ました。

 

「考えると線が曲がってしまう」と加藤さんは説明してくれました。

簡素な土間の作業場で結構大きめの音量でラジオが鳴っていたのは、

雑念が生じないようにするためでしょうか。

 

内側は、まずは細書きの線で中心に向かって四等分。

その1/41/2にして、その中に2本引く。

つまり最初に四等分したそれぞれの内に5本の線が引かれるので、

最終的には全体で24本の細い線が中心に集まるように引かれます。

そうしたら、24本の細い線の間に赤楽で太めの線を入れていく。

赤楽の線も24本入ることになる。

 

文字で説明すればこんな感じで訳が分かりませんが、

紙に円を描いて、1/41/2にして、その中に2本引いて…

とやってみるとすぐに分かります。

 

左手で器を持ち、親指で少しずつ手前に引くように器を回しながら

線描きを施す実に根気のいる作業です。

一つが描きあがるのを皆でジッと見て、

出来上がった時には自然と拍手。

| 中村裕史 | 報告 | 21:08 | - | - |
手仕事フォーラムHP「いただきます」を更新しました

手仕事フォーラムホームページ「いただきます」を更新しました。

今回は「ナメラふぐ(河豚)の鍋」です。

ぜひご覧下さい。

 

http://teshigoto.jp/serial_report/itadaki/075.html

| 管理人 | お知らせ | 11:44 | - | - |
広島・日本の手仕事展での「お話しの会」

時間が経ってしまいましたが、去る2月23日、

広島の福屋八丁堀本店での「日本の手仕事展」において、

小鹿田焼の陶工・坂本浩二さん、黒木昌伸さんを招いて「お話しの会」を開きました。

 

当日、会場には40名を超えるお客様が来てくださいました。

いつもこの展示会を手伝ってくださるフォーラム会員であり、

フリーパーソナリティとして多方面でご活躍されている

兼永みのりさんに司会と進行をお願いしました。

 

小鹿田焼の歴史から、お二人が仕事に入った経緯、

小鹿田ならではの仕事の進め方や家族のこと、作り方まで、

自らの言葉で語ってくれました。

浩二さんと昌伸さんのお二人とはいつも個人的に話をしているので

公の場での話を聞くのは実は初めてでしたが、話に惹きこまれ、

あっという間の時間でした。

兼永さんの進行もすばらしく、会場の雰囲気を作ると同時に

初めての方にも分かりやすいように内容を組んで下さいました。

皆さんのおかげで本当に良い会になりました。

ビデオで記録していますので、いずれ何らかの形でご報告したいと思います。

 

広島のフォーラム会員の皆さんには色々とご協力いただきました。

ありがとうございました!

| 久野民樹 | 報告 | 07:01 | - | - |
『SILTA』38号
手仕事フォーラムの会報誌『SILTA』38号ができました。
会員の皆様には、お手元に届いているかと存じます。

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→ 手仕事フォーラム会員募集

38号は、昨年の「全国フォーラム in 倉敷」の報告を中心に編集しました。
表紙の写真は、倉敷市立美術館講堂で開かれた公開フォーラムでの参加メンバーによる集合写真で、
倉敷での充実した活動が思い起こされます。

会員に送られた『SILTA』には、今年の全国フォーラムのお知らせが同封されています。
今年は鳥取です。
鳥取での全国フォーラムは、2005年と2013年に続いて3回目の開催となります。
新作民芸運動に尽力した吉田璋也と、
その後を継ぐように鳥取の手仕事に深く関わった久野恵一の足跡をたどることができたら・・・と思います。
9月7日(土)、8日(日)。どうぞご参加ください。

公開フォーラムの会場は前2回と同じ青谷町山根の願正寺をお借りします。
和紙の里山根の願証寺は、かつて柳宗悦が滞在。そして『妙好人因幡の源左』を著したというお寺です。
願正寺は、間もなく桜の季節を迎えるのではないでしょうか・・・。

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(2005.4)
| 大橋正芳 | お知らせ | 23:38 | - | - |
瀬戸の「馬の目皿」

瀬戸焼のスタディーツアーで最初に訪れた「瀬戸蔵ミュージアム」。

展示されている瀬戸焼の歴史を館長自ら案内、解説してくださいました。

 

2Fには、瀬戸焼の歴史ごとの変化が、実物を通じて知ることができる

とても興味深い展示があり、その中に古い「馬の目皿」が展示されていました。

 

瀬戸の灰釉陶器に絵付がされるようになったのは、

江戸時代後期、肥前の磁器が大量に世に出回るようになってから。

磁器を作る技術がまだなかった瀬戸では、染付の磁器に対抗して、

瀬戸特有の灰釉陶器に様々な絵付けが施されるようになりました。

その中のヒット商品の一つが「馬の目皿」だったそうです。

 

こちらが展示されていた、馬の目皿が描かれるようになった初期の物。

 

こちらが、横山さんの連載「昔の物今の物」に掲載されている馬の目皿。

「目」の模様に違いが見られます。

 

時代によって「馬の目」の模様が変わります。

初期(写真上)のものは、「目」のほぼ中央から筆が始まっているのに対して、

時代を追うと、筆の始まりが「目」の下側に寄っていくのだそうです(写真下)。

館長曰く、「大量に作られるようになって、描きやすい描き方に変わっていったのでは」とのこと。

 

このような同じ模様でも時代毎に変化が見られるのは興味深く、
また、それぞれに違う良さ、面白さがあるように感じられました。
| 久野民樹 | いろいろ | 07:06 | - | - |
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