手仕事フォーラムblog

手仕事フォーラムのメンバーが、日々発見した事や物をお届けします
浅マカイ

先日、やちむん展開催中のもやい工藝さんを訪れた時の戦利品です。

いままであまり見たことのない形だったので、美しいな、と思って見ていると、これは「浅マカイ」だと教えていただきました。

「浅マカイ」、なんて美しい言葉の響きでしょう。

沖縄の言葉で「お碗」のことを「マカイ」と呼ぶことは知っていましたが、浅いものは区別して「浅マカイ」というのですね。

まだお若い作り手の方とのことですが、柄違いのものと見比べてみても、形もとても正確でした。

 

上から、円形が正確です

横から、厚みがちょうどいいです

裏側、高台がしっかりしています

 

丸紋が上品で、煮物やサラダ、何にでも合わせられそうです。

使うのが楽しみなうつわがまた1つ増えました。

 

| 瀬部和美 | つかう | 21:47 | - | - |
苺のおやつ

苺の季節もそろそろ終わりが近づいてきました。

我が家の近くには、大きなJAがあり、形が不揃いだったり、少し熟れすぎている農作物がお買い得な値段で手に入ります。

苺は、そのまま食べるのも美味しいですが、手作りジャムにすると楽しみが広がります。

長期間保存するわけではないので、少なめの砂糖で、形が残るぐらいに煮詰めると、苺の味がよく感じられて美味しいです。

今日は、そのジャムを無糖のヨーグルトに乗せてみました。

うつわは、秋田・星耕硝子の伊藤嘉輝さんのもの。

深い青が、白と紅によく合います。

大きさもちょうどよく、デザートや酢の物など、活躍しています。

簡単なおやつですが、美味しいものと、美しいうつわで、とても満ち足りた気分の午後です。

| 瀬部和美 | つかう | 10:36 | - | - |
使ってわかる

小鹿田焼の地元・大分県日田市では、

小鹿田焼を器に使っているお店が数多くあります。

 

先日小鹿田を訪れた日の夜に「いつものメンバー」で行った

最近開店したという日田の焼肉店では、

柳瀬朝夫窯の器がたくさん使われていました。

 

実はこれらの器が焼かれた時の窯は、釉薬の具合の関係か、

色が普段よりもやや燻んだ色になってしまったのですが、

このお店で実際に使われている様子は、なかなか良い風合いなのでした。

 

肉の色が鮮やかに。

 

冷麺も、強く焼かれた飴色に盛られ、具の色が美しく映えます。

 

見るだけではなく、やはり使ってからこそ分かる良さがある、

ということを実感したのでした。

 

もちろん焼肉も美味でした。

日田駅近くの焼肉店です。訪れた際はぜひ。

「Hita2989」

https://www.facebook.com/Hita2989-289727838103934/

| 久野民樹 | つかう | 11:57 | - | - |
インスタ映えの道

風薫る五月、皆様いかがお過ごしでしょうか。

衣替えをするように、食卓もちょっと初夏の雰囲気にしたくて、尾山台「手しごと」で砥部焼の染付の器を求めました。

砥部焼パスタ.jpg

以前から、パスタ皿によさそうだと思っていました。和でも洋でもいけそうです。

中田窯2.jpg

カレーにもちょうどよく。

中田窯5.jpg

ひき肉のレタス包みも。

中田窯1.jpg

湯煎するだけのハンバーグも。

中田窯6.jpg

朝ごはんにも。汎用性の高さがお伝えできたでしょうか。

 

使っているところを紹介して「使ってみたい」と思ってもらえたら、と研究を始めました。SNS映えする器使いの道は、まだまだ修業途上です。写真の器は、「手しごと」で7日まで開催中の「初夏の染付とかご」で扱っています。http://oyamadai-teshigoto.com/

 

| 大部優美 | つかう | 15:14 | - | - |
名物と手仕事〜姫路「御座候」〜

兵庫県姫路市に本社がある株式会社御座候さん。

そちらで使用されている包装紙や餡のパッケージに、小田中耕一さんの型絵染が使われていることは、以前このblogで紹介させていただきました。

が、御座候さんの主力商品である「御座候」については、紹介したことがなかったので、今回改めて紹介させていただきます。

この「御座候」、もし、小田中耕一さんの型絵染を使われていなかったとしても、いずれ「名物」として紹介させていただいたであろうと思うほど、兵庫・大阪の人には馴染みのある食べものです。

全国的には、このお菓子は「大判焼」「回転焼」などの名称で呼ばれますが、私の育った大阪では、「御座候の大判焼」ではなく、ただ「御座候」と呼びます。

お菓子の名称が、1つお店の商品名に置き換えられているほど、圧倒的なシェアを誇っているのです。

その魅力は、防腐剤や添加物を一切使わず、こだわりを持って作られた「御座候」が、美味しい上に、安価であることです。(ちなみに現在のお値段は1個85円)

「健康で無駄がなくまじめでいばらない」優れた手仕事と何だか似ていますね。

大阪は兵庫と同じ店舗数がありますが、どこのお店に行ってもいつも行列が出来ていて、並んで観察していると、少しだけ買う人もいますが、10個・20個と買って行かれる人もたくさんいます。

きっとみんなでわいわい食べるのだろうなぁと想像すると、こちらも楽しくなります。

菓子折りに入った高価な手土産とは少し違いますが、肩ひじ張るより美味しいものが好き、という浪花の人の好みに合っていると思います。

「御座候」は、皮はもっちりと柔らかく、餡は小豆の赤あんと、てぼう豆の白あんの2種類があり、どちらも美味しいです。

今日は、秋田・楢岡焼のうつわに入れてみました。

青い釉薬に、まん丸の形が満月のようで、本当に美味しそう。

『日本の手仕事をつなぐ旅<うつわ◆筺戮乃很遒気鵑蓮◆岾ち落悗蓮関東以北の比較的見慣れている人にはいいのだが、西日本では嫌がられる。(中略)どうやって嫌味なく、このたっぷりとした青い釉薬を見せるかと苦労しながら、さまざまなやきものができていった。」と語っておられますが、使い慣れるとお料理にも、このようにお菓子にも合うことがよくわかります。

「御座候」は生ものなので、オンラインショップでの販売はされていません。関西ほどではありませんが、他の地域にもお店がありますので、ぜひ愛らしい小田中耕一さんの包装紙と「御座候」の美味しさを、目と舌の両方で楽しんでみてください。

| 瀬部和美 | つかう | 17:45 | - | - |
春爛漫

 

日本列島を桜前線が北上中です。

これほどまでに多くの人が心待ちにし、また愛でる花は他にありません。

 

私は近所の桜はもちろんですが、至る所桜が満開の京都を満喫して来ました。

(写真は修繕中の清水の舞台からの眺め)

 

旅行中は、その土地の美味しいものを食べるのも大きな楽しみの一つです。

が、やはり外食はそのうち飽きるもの。

帰宅してスーパーに行くと、そら豆が激安で店頭に積まれ、

魚売り場ではツブ貝にピカピカのイワシが目に付きました。

ツブ貝は塩茹でしただけで唸る旨さ、出張で翌日帰る夫の分を取っておくつもりでしたが、

明日も買えばいいやと全部一人で食べてしまいました。

イワシは旬ではないので脂がのってはいませんが、たっぷりのネギと生姜、黒酢で煮てさっぱりと美味しくいただきました。

 

 

なんてことのない食卓の有様で恐縮ですが、

旅行から戻って、なんてことのない普段の食事を自分のうつわで食べるとホッとして、

これもまた美味しく感じます。満足、満足。

素朴で控えめな宮内窯の角皿、焼き魚に煮魚にと重宝しています。

 

| 指出有子 | つかう | 00:46 | - | - |
「目玉焼きを作る」補足

先日、216日のblog⇒『冬を楽しむ2018 その3〜目玉焼きを作る〜 で紹介させていただいた湯町窯のエッグベーカー。

知り合いの方から、「持っているのだけど、小さいので火にかけられないと思っていて、うつわとして使っている」というお話がありました。

石油ストーブや小さな火鉢など、そのまま乗せることができるものもありますが、通常の家庭用のガスコンロでは、そのまま乗せることはできません。

「五徳」という、コンロの上に乗せるものがありますので、そちらをご使用ください。

「五徳」を使うと、エッグベーカーのほかにも、小さな口径の珈琲ドリップ用スリムポットやミルクパンをガスコンロにかけることができます。

ホームセンターや金物屋さんで購入できます。

私が使っているのは、セラミックのもので、軽くて洗うこともできます。

鉄製のものもあり、丈夫で重厚感があります。

お好みでお選びください。

家中、使うものすべてを手仕事のもので暮らせればよいですが、なかなかそういうわけにはいきません。

手仕事フォーラムのメンバーも作り手の方も、電子レンジも使えば、洗濯機も食器洗い機も使います。

工業製品の力も借りながら、上手に手仕事のものの力を生かしていければよいのではないかと思います。

 

私の使っている五徳。小田中耕一さんのてぬぐいとともに。

| 瀬部和美 | つかう | 06:00 | - | - |
使い込む

鎌倉もやい工藝の“あったか展”で購入した瀬戸本業一里塚窯の水野雅之さんのマグカップ。

棚に置かれている様子からして、いかにも使い勝手が良さそうだったので求めました。

職場で一日に4〜5杯はコーヒーなどを飲みますので、乳白色でツルんとした色合いも、

すっかり貫入が際立つ風合いを帯びてきました。

新しいものを使い始める喜びもありますが、

使うほどに味わい深くなる様を仕事の合間の息抜きに楽しむのも良いものです。

 

先日、もやい工藝に行ったところ、同形のカップがありましたので、

比較のために写真を撮りました。

| 中村裕史 | つかう | 19:46 | - | - |
冬を楽しむ2018 その5〜本を読む〜

「読書の秋」と言いますが、最近は春と秋、ちょうどいい季節が年々短くなっているような感じで、読書をしようと思っているうちに、長い冬がやってくる気がします。

冬の読書は、暖かい炬燵や布団の中でぬくぬくとしながら、ページをめくるのが楽しみです。

こちらは、倉敷本染手織研究所のブックカバーです。

手触りが優しく、スピンも美しくて、本を読むのが楽しくなります。

この文庫サイズ以外にもいろいろなサイズ、色・模様のものがあります。

読書がお好きな方には、ぜひおすすめしたい手仕事の品の1つです。

もうすぐ3月。この1冊を読み終わる頃には、春がやってきそうです。

 

 

| 瀬部和美 | つかう | 21:06 | - | - |
冬を楽しむ2018 その4〜チョコレートを食べる〜

年々、大きなイベントとなっているバレンタインデー。

今年は「義理チョコをやめよう」という広告も出てきて、その在り方に賛否両論を呼んでいるこの頃です。

けれど、バレンタインデーの催事でなければ、見ることも食べることもできない様々な国やお店の技術が詰まった美味しいチョコレートに出会えるのは、個人的には楽しみです。

民藝・手仕事のうつわ、というと、「和食に合わせるもの」というイメージをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、例えばこの小鹿田焼・柳瀬朝夫さんのお皿などは、チョコレートにもぴったりです。

化粧土の自然な白さ、模様の愛らしさ・美しさ、この時期しか出会えないチョコレートがさらに特別な感じになって美味しそうです。

チョコレートと手仕事のうつわ、冬の楽しみの1つとなってきました。

| 瀬部和美 | つかう | 20:00 | - | - |
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